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プラネテス(1) の商品レビュー

4.5

199件のお客様レビュー

  1. 5つ

    116

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2015/03/08

全四巻通しての感想。 よく出来てる作品だし、実際好きな人も多いんだろうというのは分かりました。丁寧なストーリーと、キャラクターへの愛情が感じられる雰囲気も好ましい。だけど、大好きか?と言われると、うーんそうでもないかな…?というのが正直な感想です。 恐らく長期連載だったのでしょう...

全四巻通しての感想。 よく出来てる作品だし、実際好きな人も多いんだろうというのは分かりました。丁寧なストーリーと、キャラクターへの愛情が感じられる雰囲気も好ましい。だけど、大好きか?と言われると、うーんそうでもないかな…?というのが正直な感想です。 恐らく長期連載だったのでしょう、絵柄もそうですが、作品自体のテイストの変化が大きくて。後半はなんか哲学入ってきましたね。主人公、ハチの内面の変化も、一気に読んだ私には少しスピーディーすぎました。 入り込めなかったせいでしょうか、四巻のラストも結構あっさりしたものに感じられてしまって。 でもそれも好みの問題かな? 全体として丁寧なSF漫画、良作だと思います。

Posted byブクログ

2014/10/30

ハチの人間は全てを壊すパワーを持っている、というのと正解だと思うし、タナベの人間は全てを受け入れるパワーを持っている、というのもどちらも正解だと思う。 3巻でタナベが「全てを愛してる」からこそ遺書が書けない、と泣いたシーンがいまいち消化不良なのだけど、タナベは生きとし生けるもの全...

ハチの人間は全てを壊すパワーを持っている、というのと正解だと思うし、タナベの人間は全てを受け入れるパワーを持っている、というのもどちらも正解だと思う。 3巻でタナベが「全てを愛してる」からこそ遺書が書けない、と泣いたシーンがいまいち消化不良なのだけど、タナベは生きとし生けるもの全部を愛していて、(ハチよりも愛を識っているとしても)それを両親への遺書に上手く表現できなくて、愛を伝えられない自分がもどかしくて泣いている…ってことなのかなぁ? それとも「全てを(平等に)愛してる」からこそ、両親を他の人間や生き物よりも優先することができずに、宇宙に行く自分が両親に孝行できていないことに泣いてる…てことなのか?うーん? ロックスミスさんは「タナベの愛を知らないまま突き進んだハチ」だと解釈しているんだけど、どうなんだろうな〜。ロックスミスさんは宇宙の果てに「神様の愛」を見出したいのであって、だからこそタナベによってありとあらゆる場所に愛が存在して、それが自分と宇宙を繋げてくれてると気付いたハチの語る「愛」に対して、「気安く愛を語るんじゃねぇ」と言ったのかな、と思った。 宮沢賢治読まなきゃ〜

Posted byブクログ

2014/10/28

ドキドキする。 あの名台詞はどこだろう、まだだろうなと期待しながら読みました。 ところがどっこい、そんなシーン探すまでもなく引き込まれる宇宙での出来事。続きが楽しみだなー。

Posted byブクログ

2014/06/05

「お若い方あなたは物事をなんでもはっきりとさせようとしすぎる」大気圏の向こうも宇宙だけど、こちらも宇宙。デブリ回収業、ルナリアン。SF映画よりもSF映画らしく、でも、夢物語ではなく、地に足ついた宇宙モノ(うん。言葉として意味不明だわさ。)人はどこにいっても海を渇望するのか。月に名...

「お若い方あなたは物事をなんでもはっきりとさせようとしすぎる」大気圏の向こうも宇宙だけど、こちらも宇宙。デブリ回収業、ルナリアン。SF映画よりもSF映画らしく、でも、夢物語ではなく、地に足ついた宇宙モノ(うん。言葉として意味不明だわさ。)人はどこにいっても海を渇望するのか。月に名づけられた「海」はやっぱり砂漠でしかないけれど、海と名付けずにいられなかった人の想いはわからなくもなく。ルナリアンのノノにとっては、ホントの海よりも「海」なんだろうな。

Posted byブクログ

2013/08/19

近い未来・・・ 人類は地球を離れ宇宙空間にも生活圏を広げるのだろうか?? っという疑問をちょっとリアルにちょっとコミカルに見せてくれる物語。 面白いですよ。

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2013/08/12

多分10数回目の再読。仕事やら何やら、自分は大きな悩みにぶつかった時は必ずプラネテス再読するようにしていて、そうすると決して何かが解決するわけではないのに、不思議と心が楽になるのです。舞台は21世紀後半、宇宙のゴミ広いことスペースデブリを仕事とするハチの成長物語。今より科学技術は...

多分10数回目の再読。仕事やら何やら、自分は大きな悩みにぶつかった時は必ずプラネテス再読するようにしていて、そうすると決して何かが解決するわけではないのに、不思議と心が楽になるのです。舞台は21世紀後半、宇宙のゴミ広いことスペースデブリを仕事とするハチの成長物語。今より科学技術は進んでいるけど、相変わらず宇宙は人間にとって広大すげて、だからこそ孤独にも悩まされる。そんな葛藤や逡巡を丁寧に描いていくこの作品は、本当の意味で「人に優しい」漫画なのだと思います。全4巻、自分が心から他人に勧めたい漫画No.1。

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2013/08/06

二巻あたりまではあまりにも高い評価にいささか不信を覚えていた自分ですが、全巻読んで印象がだいぶ変わりました。フィーのエピソードが一番好き。同じく全巻読んだ人といろいろ語り合ってみたい。

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2013/07/20

哲学的で、いまの私では理解しきれないんだけどいい漫画なのはわかった。 責任者?のエキセントリックな科学者が、遺族の女性に語りかける見開きは久しぶりにビリッときた。

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2013/05/28

なんでこんなマンガを24歳の青年が書けるのか……。読むたびに泣いている気がする。たぶん一生このマンガを手放さないと思う。

Posted byブクログ

2013/05/28

リラックスするのに、漫画を読みたかったけど、長すぎるのもちょっとどうかと思ったので、「巻数の少ないおすすめの漫画」というので検索してみたらどこでも出ていたので、読んでみた。 以前、雑誌連載の時にちらりと目にしたことがあったようで、確かに当時も少し気になっていたような気がしたけど...

リラックスするのに、漫画を読みたかったけど、長すぎるのもちょっとどうかと思ったので、「巻数の少ないおすすめの漫画」というので検索してみたらどこでも出ていたので、読んでみた。 以前、雑誌連載の時にちらりと目にしたことがあったようで、確かに当時も少し気になっていたような気がしたけど、あまり記憶には残ってなかった。 いやー、しかし、これは色々と考えさせられるわ。 もっと若いとき、あるいはもう数年前、あの職場や、あの職場にいた時に読んだらまた感想もいろいろ変わったかもしれないし、変な影響を受けたりもしたかもしれんなぁ。

Posted byブクログ