商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 星海社/講談社 |
| 発売年月日 | 2025/04/23 |
| JAN | 9784065393185 |
- 書籍
- 新書
中東紛争
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中東紛争
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商品レビュー
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まさにタイトル通り中東における紛争の歴史を、各国と言うか各組織の勃興から衰退までをまとめた1冊。 シリア、イラク、イランと言ったテロの温床となっている中東。その各国に囲まれたトルコに私自身が現在住んでいることもあり、一時帰国中にこの新刊が目に留まり読んでみた。 序章では、かつて...
まさにタイトル通り中東における紛争の歴史を、各国と言うか各組織の勃興から衰退までをまとめた1冊。 シリア、イラク、イランと言ったテロの温床となっている中東。その各国に囲まれたトルコに私自身が現在住んでいることもあり、一時帰国中にこの新刊が目に留まり読んでみた。 序章では、かつて世界の警察と言われ、今ではその片鱗も伺うことの出来ないアメリカのことが書かれている。 ウクライナ停戦仲介でも露呈しているように、周囲から有能な人材を排除し、重厚な政府機関のインテリジェンス機構を破壊し、バイデン政権時代に自身を擁護した陰謀論系人材ばかりを集めてしまっているトランプ。中東問題でもロシアの誘導工作に操られる可能性が懸念されるとあり、暗澹たる気持ちになる。 本編では、シリアで反体制派が奇跡の勝利を収めた背景、イスラエル・モサドによる周到なレバノンでのポケベル爆弾、イスラエルと直接交戦を行ったイラン・ヒズボラ。 20世紀中東戦国史では、イスラム過激派の歴史、イスラエル・パレスチナ問題の背景、イラン革命。 蠢く地下テロ水脈では、アルカイダ、ハマス、イスラム国。 そして終章では、現在進行系のガザ戦争のことが、紹介されている。 中東の現代史と、遠い日本では馴染みのない組織の勢力分布などを、ざっと頭に描くことが出来る。 しかし問題が分かったとして、それをどう解決していくかが最大の課題。 宗教、オイル、利権、征服欲などが複雑に絡み合った地域であり歴史的背景の中、解決するには世紀単位の年数と完全にリシャッフルされた人の存在が必要なのかな。
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湾岸戦争、9.11/イラク戦争、ISIS、ガザの紛争と定期的に戦争や紛争が報道される中東。では一体、誰が何のために争っているのかというと、多くは大まかにしか把握していない。本書は近年の紛争から、その争いの歴史、テロの方法や首謀者やキーマン、その派閥などを教えてくれ、問題点を探る入...
湾岸戦争、9.11/イラク戦争、ISIS、ガザの紛争と定期的に戦争や紛争が報道される中東。では一体、誰が何のために争っているのかというと、多くは大まかにしか把握していない。本書は近年の紛争から、その争いの歴史、テロの方法や首謀者やキーマン、その派閥などを教えてくれ、問題点を探る入口として良い。
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