商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | あかね書房 |
| 発売年月日 | 2025/05/01 |
| JAN | 9784251040824 |
- 書籍
- 児童書
わかったさんのチョコレート
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わかったさんのチョコレート
¥1,320
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
シリーズ最新作、かつて読んだ記憶の10倍以上キラキラしていた…!めちゃくちゃかわいい!読み進めたらいつものわかったさん。楽しい本でした!
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幼少期に一番大好きだったわかったさんシリーズの新シリーズが出たと知り、これは読まねばと図書館で借りて閲読。 ファンタジックな展開、色鮮やかなタッチ、歌いながら紹介されるレシピ、 最後のレシピ紹介、鍵付きマークですらなつかしくいとおしい。 当時と同じようなわくわくとした気持ちで...
幼少期に一番大好きだったわかったさんシリーズの新シリーズが出たと知り、これは読まねばと図書館で借りて閲読。 ファンタジックな展開、色鮮やかなタッチ、歌いながら紹介されるレシピ、 最後のレシピ紹介、鍵付きマークですらなつかしくいとおしい。 当時と同じようなわくわくとした気持ちで読むにまではいたらなかったけど(地下牢に入れるとか残酷すぎでしょ、とかレシピ難しすぎでしょ、とか大人目線で色々突っ込んでしまうw)、読めてよかった。 次回作にも期待! 永井さんの作品はわかったさんシリーズ以外よんだことがなかったけど、茶道の絵本を出されているとのことで、勉強もかねて読んでみようと思いました。
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中学時代、ティム・バートン版の『チャーリーとチョコレート工場』をチョコレートを食べながら鑑賞した同級生がいた。途中チョコレートを食べるのが嫌になるくらい気持ち悪くなったらしいが、『わかったさんのチョコレート』ならその心配は要らない。 お腹に溜まりやすいスイーツだというのに、涼やか...
中学時代、ティム・バートン版の『チャーリーとチョコレート工場』をチョコレートを食べながら鑑賞した同級生がいた。途中チョコレートを食べるのが嫌になるくらい気持ち悪くなったらしいが、『わかったさんのチョコレート』ならその心配は要らない。 お腹に溜まりやすいスイーツだというのに、涼やかでさっぱり!今回は、氷を使ったザッハトルテを作るという。 お家がクリーニング屋のわかったさんは、今日もクリーニングの配達にワゴンを走らせる。 今日は、色々愚痴が止まらない主婦のモモミさんと、アンティークショップ オーナーのルイさん。ルイさんは、ドレスにシミのついたフランス人形と埃を被ったネコのぬいぐるみのクリーニングをわかったさんに依頼する。 その帰り道、突然眩しい光に覆われたかと思いきや、わかったさんはまたもや異世界へとワープしていた。今度は凍った湖とメルヘンチックなお城。 わかったさんはそこで、お姫様の誕生日パーティーで出すザッハトルテのアシスタントを任されることに… 突飛な展開は、もはやシリーズのお約束。今回は今回で、途中急な衣装チェンジもあるし… 衣装といえば、絵を担当されている永井郁子さんのスタイリング、やっぱ好きやわぁ〜!表紙のわかったさんの私服なんかどタイプだし(これ再現すると、そこそこはっちゃけて見えると思う笑)、アイススケートや調理をする場面での衣装は、メルヘンの世界に見事マッチしている。 煌びやかなお城の大広間や、フランス人形マリーのビジュアルやドレスも、可愛い砂糖菓子みたいで思わず食べたくなっちゃう…!(問題発言) やっぱり、現実世界(わかったさん側)との描き分けに長けてらっしゃるんだな〜。 お菓子作りを進めながらストーリーが進行していく形式だが、ここでのザッハトルテは、私のイメージするものと異なっていた。 プリンで使うような小型の型に溶かしたチョコレートを分け入れ、オーブンで焼く。膨らんだ生地を半分に割って、その間にあんずジャムを挟む。その上から別で温めたあんずジャムをかけて、冷蔵庫で冷やす。その後更に上からチョコレートソースをかけ、再び冷蔵庫へ→出来上がり! …という工程。(だいぶ省略しています笑) イラストだけで判断したら、チョコレートプリンっぽい仕上がりだ。児童向けだから、いきなり大きな型で調理するよりも挑戦しやすいのかな。 チョコレートはコクがあるのにトロリと甘くて、口に含めばたちまち多幸感に包まれる。(甘いものが苦手な方、ごめんなさい…) 思いもよらぬザッハトルテではあったが、シャリシャリ氷のトッピングにあんずジャムも相まって、きっと甘(あま)爽やかな味わいのはず!せっかく作ったのにお預けになったのは残念でしかないけど(ネタバレごめんなさい…)、私もザッハトルテで笑顔になったお姫様を見てみたい。 陽気でリズミカルなネコのぬいぐるみと交流していれば、少しは違う展開になったのかも…? 気持ち悪くならなかったし、甘爽やかであることにはきっと変わりない。ただ、後味がちょっぴりほろ苦かった。
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