昭和100年の100人 文化人篇 完全保存版 文春ムック

文藝春秋(編者)

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2025/02/10
• JAN: 9784160070981

商品レビュー

2025/04/06

I 鮮やかな生き方
小林秀雄: 「無類の勉強好きで、静かな自由。」 - 生涯にわたる探求心と、何にも縛られない精神性が示唆されます。
三島由紀夫: 「絢爛たる美意識。」 - その作品や生き方を特徴づける、強烈な美意識が簡潔に表現されています。
永井荷風: 「洒脱と孤高の佇まい。」 - 世俗を避け、独自の美学を追求した人物像が浮かび上がります。
吉行淳之介: 「『暗い部屋』の私小説。」 - 代表作を挙げ、その文学の特徴を示しています。
II 世界が瞠目した知と技
湯川秀樹: 「中間子の存在を予言。」 - 業績を具体的に示し、世界的な科学者としての功績を強調しています。
朝永振一郎: 「繰り込み理論。」 - 専門的な業績を簡潔に示しています。
吉田茂: 「リバースコースの提唱。」 - 戦後の日本の外交政策における重要な概念を示しています。
III 時代を拓いた足跡
手塚治虫: 「『鉄腕アトム』の誕生。」 - 代表的な作品を挙げ、その革新性を象徴しています。
黒澤明: 「世界のクロサワ。」 - 国際的な評価の高さを端的に示しています。
三船敏郎: 「サムライの貌。」 - その強烈な個性を表す言葉が引用されています。
IV 師弟の親交
山田耕筰 - 中井正朝: 「音楽における『三流主義』との闘いとは。」 - 師弟の関係を通して、音楽界の課題に挑んだ姿勢が示唆されます。
井上靖 - 瀬戸内寂聴: 「『花影』を巡る師弟愛。」 - 作品を介した師弟の深い感情が示唆されています。
V 素晴らしき親子の絆
石原慎太郎 - 石原良純: 「父を超える息子、子を超える父。」 - 親子の関係性における葛藤や尊敬の念が示唆されます。
三浦綾子 - 曽野綾子: 「信仰を受け継ぐということ。」 - 親から子へと受け継がれる精神的な繋がりが示唆されます。
VI 偉大なるライバル、最高の理解者
吉川英治 - 司馬遼太郎: 「国民文学作家、双璧。」 - 日本の文学界を代表する二人の関係性が示唆されます。
黒澤明 - 三船敏郎: 「世界の映画を変えた二人。」 - 映画史に残る名コンビの関係とその影響力が示唆されます。

2025/03/11

昭和は遠くなりにけり、ですかね。

今年（2025年）は、昭和100年ということで、本書は、昭和時代に活躍された文化人100人位について、書かれています。

以下は、本書に登場する錚々たる方々です。

小林秀雄
三島由紀夫　
武者小路実篤　
与謝野晶子　
南方熊楠　

永井荷風　
西田幾多郎
井伏鱒二　
折口信夫　
大岡昇平　

柳宗悦　
長谷川町子　
吉田満　
有吉佐和子　
城山三郎　

藤沢周平　
田河水泡　
山崎豊子　
茨木のり子　
横山大観　

渡辺和子　
牧野富太郎　
清水幾太郎　
白川静　
池波正太郎　

山田風太郎　
川端康成　
湯川秀樹　
小津安二郎　
岡本太郎　

手塚治虫　
黒澤明　
西岡常一　
棟方志功　
藤田嗣治　

小澤征爾　
円谷英二　
丹下健三　
武満徹　
宮崎駿　

三宅一生　
北里柴三郎　
草間彌生　
谷崎潤一郎　
吉川英治　

松本清張　
柳田國男　
小泉信三　
土門拳　
司馬遼太郎　

丸山眞男　
江戸川乱歩　
北大路魯山人　
萩尾望都　
大佛次郎　

種田山頭火　
向田邦子　
阿久悠　
大宅壮一　
本田靖春　

塚本邦雄　
開高健　
宮本常一　
瀬戸内寂聴　
山下清　

寺山修司　
遠藤周作　
山田太一　
吉本隆明　
井上ひさし

やなせたかし
田辺聖子　
埴谷雄高
溝口健二
赤塚不二夫　

佐佐木幸綱　
小沼丹　
芥川龍之介　
阿川弘之　
石原慎太郎　

佐藤紅緑　
檀一雄　
獅子文六　
北杜夫　
福田恆存　

吉田健一　
島尾敏雄　
中上健次　
吉行淳之介　
河合隼雄　

鈴木清順
谷川雁　
池内紀　
ちばあきお　
坂口安吾　

幸田文　
江國滋　
田村隆一　
山口瞳　
野坂昭如　

吉村昭　
水木しげる

2025/02/07

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160070981