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かたばみ
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かたばみ

木内昇(著者)

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かたばみ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/08/04
JAN 9784041122532

かたばみ

¥2,585

商品レビュー

4.7

67件のお客様レビュー

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2024/09/04

新聞連載 戦争末期から戦争が終わってからの10数年の物語 当時の様子、結婚家族の在り方、暮らし方、を描きつつ養子に迎えた男子との絆の物語。 NHKの朝の連続テレビ小説のよう。 少し無神経で頼りないが優しくまっすぐで正直な主人公のてい子。 周りにいる個性的な人々。厳しい時代を生き...

新聞連載 戦争末期から戦争が終わってからの10数年の物語 当時の様子、結婚家族の在り方、暮らし方、を描きつつ養子に迎えた男子との絆の物語。 NHKの朝の連続テレビ小説のよう。 少し無神経で頼りないが優しくまっすぐで正直な主人公のてい子。 周りにいる個性的な人々。厳しい時代を生き抜いた人々のお話。 最後は予想通りだが、だからこそさいごまで面白く読めた。

Posted by ブクログ

2024/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悌子の愛は大きいな。優しく正直で魅力的な登場人物達と助け合って補い合って。自分のテリトリーを侵害されるのが怖い私はこんな風に他人と暮らしていけるのだろうか。助け合っていけるのだろうか。自分の小ささに恥ずかしくなる。 権蔵と清太が触れ合うシーンは笑いながらも、自分の子が小さかった頃の柔らかな抱き心地を思い出しキュンとしてしまった。六助、茂生、加恵ちゃんいい味出してるね。権蔵さん、球は投げられるようになっても清太のスピードボール、キャッチできるか心配しちゃうよ。コロナで我慢していた若者はじめみんな自ら楽しむようにしていけば啓太のように楽しくなる!光の粒が胸いっぱいになるように私も生きたい。こんな自分も優しく大きな心を持とうと思えた本であった。

Posted by ブクログ

2024/08/25

戦時下の日本、個人の意思や希望など何一つ口にすることができない中 自分を見失わず淡々と生き抜いて行く主人公たち。 見るからに万能で立派な人は登場しないけれど、みんな欠点や弱点を抱えながら真っ直ぐに生きている。 大層な地位や将来の夢はなくても 目の前の小さなこと一つ一つに誠実に向か...

戦時下の日本、個人の意思や希望など何一つ口にすることができない中 自分を見失わず淡々と生き抜いて行く主人公たち。 見るからに万能で立派な人は登場しないけれど、みんな欠点や弱点を抱えながら真っ直ぐに生きている。 大層な地位や将来の夢はなくても 目の前の小さなこと一つ一つに誠実に向かい合う姿をみていると なんだか生きていく希望が湧いてくるような気がするのでした。

Posted by ブクログ

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