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メンバーシップ型雇用とは何か 日本的雇用社会の真実
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メンバーシップ型雇用とは何か 日本的雇用社会の真実

本田一成(著者)

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メンバーシップ型雇用とは何か 日本的雇用社会の真実

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 旬報社
発売年月日 2023/05/31
JAN 9784845118243

メンバーシップ型雇用とは何か

¥1,760

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2023/11/09

チェーンストアの企業別組合の活動を事例として、メンバーシップ型雇用を分析した本。 事例で取り上げた組合の団体交渉から、正社員は労働時間と引き換えに賃上げを実現する側面があったこと、パートの基幹化が進む中で賃金が低く抑えられていたことを明らかにした。 正社員をM型雇用、パートタ...

チェーンストアの企業別組合の活動を事例として、メンバーシップ型雇用を分析した本。 事例で取り上げた組合の団体交渉から、正社員は労働時間と引き換えに賃上げを実現する側面があったこと、パートの基幹化が進む中で賃金が低く抑えられていたことを明らかにした。 正社員をM型雇用、パートタイム労働者をF型雇用とし、典型的に前者が男性、後者が女性に当てはまるとした。性別役割分業に関わる。組合も主力が男性正社員が主力なため、M型雇用に注力する傾向が強まる。メンバーシップ型雇用だとこの辺りが見えにくくなるという。 働き方改革はM型雇用しか入っておらずF型雇用は入っていない。働き方改革を行うなら、性別役割分業を変えるための「暮らし方改革」をすべきと。 メンバーシップ型雇用を変えるとしたら、「F型を見よ!」とのこと。そうすればケアのあり方を変える「暮らし方改革」も伴うという。F型雇用をどう変えるのか、ケアのあり方はどうなのかは書かれてなかったように思う。後者は本書の範囲を超えるテーマだと思うが、F型雇用をどうするかはもう少し著者の考えが示されていても良かったように思う。 M型雇用は「労働時間が奪われる」という表現があったがすっと入ってこなかった。男性正社員がM型雇用ゆえに長時間労働にならざるをえないことだと思うが、使用者によって労働時間が増やされているからそのあたりでしっくりこない表現だと思った。 組合の団体交渉の事例は参考になった。テーマとずれるがオルグの詳細な方法を知りたいと思った。  

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2023/09/18

 第2章があまりにも長く、読んでいて時々、タイトルの問題意識を忘れそうになるが、概して、主張は一貫していて首肯できる。「働き方改革」とその主役であろう「ジョブ型雇用」への奨励には違和感を感じる。著者の言うように、「働き方改革」は、「暮らし方改革」であり、さすれば、日本人の生き方、...

 第2章があまりにも長く、読んでいて時々、タイトルの問題意識を忘れそうになるが、概して、主張は一貫していて首肯できる。「働き方改革」とその主役であろう「ジョブ型雇用」への奨励には違和感を感じる。著者の言うように、「働き方改革」は、「暮らし方改革」であり、さすれば、日本人の生き方、生活の仕方、全ての仕組みの改革であろう。そのような必要があるのであれば、今までの我々の努力は無に等しい。残念である。

Posted by ブクログ

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