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うけいれるには
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うけいれるには

クララ・デュポン・モノ(著者), 松本百合子(訳者)

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うけいれるには

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/03/07
JAN 9784152102188

うけいれるには

¥1,980

商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2024/10/02

障害を持った弟を甲斐甲斐しく世話する兄 それを、見て育った妹 兄の目線で語られる障害を持った弟への思い。 こんな健気に弟と寄り添ったのにも関わらず 兄は弟にいろんなものを捧げてしまった。 もぬけの殻となった兄。 彼は今後どうなるのかなと思った。 妹の目線で語られる弟への思い。...

障害を持った弟を甲斐甲斐しく世話する兄 それを、見て育った妹 兄の目線で語られる障害を持った弟への思い。 こんな健気に弟と寄り添ったのにも関わらず 兄は弟にいろんなものを捧げてしまった。 もぬけの殻となった兄。 彼は今後どうなるのかなと思った。 妹の目線で語られる弟への思い。 それは兄を取られてしまった戸惑いと怒りから始まる。 その怒りはやがて妹を覆い尽くし、それを思春期まで引きずることになる。 悲しかったのは、兄の目線では弟だけで 妹の目線では兄も母も父もみんな気にかけているところ。 障害をもつ家族を持つと言うのはどういうことなのか。 綺麗事で片付けれるような問題ではないのかもしれないなと思った。

Posted by ブクログ

2024/04/08

舞台はフランス。両親と長男、長女の4人家族に3人目の子どもが生まれた。赤ん坊の頃は、愛らしく気づかなかったが、重度の障がいがある子どもだった。 一章はかいがいしく次男の世話をする長男、二章はそんな長男に反発し不満を爆発させていく長女、そして三章は次男の死後生まれた三男を中心に、そ...

舞台はフランス。両親と長男、長女の4人家族に3人目の子どもが生まれた。赤ん坊の頃は、愛らしく気づかなかったが、重度の障がいがある子どもだった。 一章はかいがいしく次男の世話をする長男、二章はそんな長男に反発し不満を爆発させていく長女、そして三章は次男の死後生まれた三男を中心に、それぞれの障がいのある家族を受け入れる過程を家族が暮らす家の石が語る。 時々メディアで障がい者の兄弟がいる子どもについて取り上げられることがあるが、それぞれに思いは違うのだろうとは感じていた。この本は、三者三様の対応を書き分け、秀逸だと思った。読後に温かい気持になれた。

Posted by ブクログ

2024/03/31

障害児の生まれた家族の、その兄弟たちの内面や行動が石の視点から描かれている。三者三様の反応だが、辛い時を経て、確固たる家族へと繋がっていく。

Posted by ブクログ

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