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リトルホーン(Volume.1) 異世界勇者と村娘 ヤングマガジンKCSP
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リトルホーン(Volume.1) 異世界勇者と村娘 ヤングマガジンKCSP

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リトルホーン(Volume.1) 異世界勇者と村娘 ヤングマガジンKCSP

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/12/20
JAN 9784065300299

リトルホーン(Volume.1)

¥726

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2023/01/09

これはチャレンジングな作品である。 最近になって「メタ異世界転生もの」というべき作品をちらほら見かけるようになってきたが、そこでは、異世界転生の前提そのものを批判的にアイデアの中にとりこんでゆくことで新基軸を打ち出している。 本作もその一つで、異世界転生してくる勇者がどうやらすべ...

これはチャレンジングな作品である。 最近になって「メタ異世界転生もの」というべき作品をちらほら見かけるようになってきたが、そこでは、異世界転生の前提そのものを批判的にアイデアの中にとりこんでゆくことで新基軸を打ち出している。 本作もその一つで、異世界転生してくる勇者がどうやらすべて、現実世界で叶えられなかった欲望を、転生時に付与されたチート能力をもってファンタジー世界でエゴイスティックかつ暴力的に実現しようとする特権的なゲーマー人格であるらしい。 第1巻では有毒な男性性を体現するそういった「勇者」の一人に対して、主人公たちは女性同士のつながりをもって対抗するのだが、まるで世界の理に反抗する「ベルセルク」のガッツが戦うような、厳しい戦いが予想されている。 こういった特権的な立場からエゴイズムを行使する勇者たちをみて、読者はたとえば二次創作でキャラを好き放題に凌辱して「消費」するファンに通じる姿を感じて、居心地悪くなるのではなかろうか。いや、すぐには感じなくても「じわじわ来て」ほしいと思う。 この作家さんは前作の変なDJまんが「丹沢すだちが此処にイル!」で注目していたのだが、なかなか頭の切れる方だと思われる。ぜひ売れてほしいものである。

Posted by ブクログ

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