商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/11/08 |
JAN | 9784065295601 |
- 書籍
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思い出リバイバル
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思い出リバイバル
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商品レビュー
3.2
17件のお客様レビュー
辻村美月さんの「ツナグ」、清水晴木さんの「さよならの向う側」に似ている。 連作短編集。 思い出をふり返るということは、自分自身と向き合うことなのかもしれないなぁ…なんて漠然と思いながら読んだ。 再上映、過去を再体験する。 一方的にしか見られなかったことが、多角的に見られるようにな...
辻村美月さんの「ツナグ」、清水晴木さんの「さよならの向う側」に似ている。 連作短編集。 思い出をふり返るということは、自分自身と向き合うことなのかもしれないなぁ…なんて漠然と思いながら読んだ。 再上映、過去を再体験する。 一方的にしか見られなかったことが、多角的に見られるようになり、見えなかった真実が見えてくる。 残酷だったり、優しさを感じたり、ほろ苦く感じたり… ラストの短編は私にとっては蛇足。少し残念。
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「たったひとつだけ思い出を再上映できるとしたら、あなたはどれを選びますか?」 過去に自分が見ていた世界と時間を経て大人になった自分から見た世界は全くの別物。もし自分が思い出を再上映するとしたら何を選ぶだろうか。再上映したいと思えるような思い出を作るために今を生きてる。
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思い出を呼び覚まして、本人に再上映(リバイバル)できる人、「映人」を取り巻く物語。 五話に分かれていて、それぞれの話の中で主人公が映人によって過去の思い出を”体験”し、そのことを通じて現在(今)のことを改めて理解する。 過去があって今がある。そんな当たり前のことを思い起こさせてく...
思い出を呼び覚まして、本人に再上映(リバイバル)できる人、「映人」を取り巻く物語。 五話に分かれていて、それぞれの話の中で主人公が映人によって過去の思い出を”体験”し、そのことを通じて現在(今)のことを改めて理解する。 過去があって今がある。そんな当たり前のことを思い起こさせてくれる物語です。彩坂先生らしい、ミステリアスであり、甘酸っぱくもあり、どこか哀しい小説です。
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