ドイツ見習え論が日本を滅ぼす メルケル後の迷走でEU大波乱!?

豊田有恒(著者), 川口マーン惠美(著者)

• 販売会社／発売会社: ビジネス社
• 発売年月日: 2021/09/24
• JAN: 9784828423272

商品レビュー

2022/09/15

日本SF界の大御所豊田有恒と在独の社会評論家川口マーン惠美の対談。

移民政策、戦後処理、気候変動、再生エネルギーなど幅広いトピックについて意見を交換する。

リベラル陣営からすれば異論ばかりだろうが、戦後3四半世紀も経過した今となれば、状況を客観的に捉えバランスの取れた的確なものだ。

豊田有恒がこれほど歴史その他に造詣が深いとは思わなかった。
以前は騎馬民族征服王朝説を唱えていたと思ったが。

2022/03/24

豊田先生がドイツに一言あるなんて全く知らなかったんで意外。
どうもお二方ともそうだったんで、前説と後書きで、お互いに、その意外な出会いを述べてられる。
誰がこの企画を考えたんだろう。
もっとも、中身は噛み合ってないところは全くない。
だからと言って、じゃあタイトル通りに何が問題か浮かび上がってくるかと言ったらそうでもなかったかな。
日本人が持ってるドイツのイメージが実はかなり違うことは、了解できた。
そんな本。