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もっと知りたい尾形光琳 改訂版 生涯と作品 アート・ビギナーズ・コレクション
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京美術 |
発売年月日 | 2021/08/02 |
JAN | 9784808712266 |
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もっと知りたい尾形光琳 改訂版
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
日本美術史を掴みたかったが、もうちょい全体の流れを掴んでから読んだ方が良かったな まだ自分の中の解像度が低い 大和絵からつかめていない
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尾形光琳の画業を5期に分けて簡単な説明、年表、作品を見せる。「燕図屏風」や「紅梅白梅図」など鮮やかで大胆な構図の人と思っていたが、モノトーンともいえる作品もあった。経歴等についてはあまり知らなかったので勉強になった。斬新な意匠に驚くばかり。 <光琳京都に生まれる>1歳~34歳 ...
尾形光琳の画業を5期に分けて簡単な説明、年表、作品を見せる。「燕図屏風」や「紅梅白梅図」など鮮やかで大胆な構図の人と思っていたが、モノトーンともいえる作品もあった。経歴等についてはあまり知らなかったので勉強になった。斬新な意匠に驚くばかり。 <光琳京都に生まれる>1歳~34歳 ・1658(万治元年) 京都に生まれる。実家は呉服商。曾祖父の妻は本阿弥光悦の姉。父の時代には徳川秀忠の次女・東福門院和子からの多くの注文呉服で商売は絶頂を迎える。5歳下に弟・乾山。終始仲がよかったという。 ・1678(延宝6年)東福門院没す。家業は衰退に向かう。狩野探幽を模写する。 <光琳画家となる>35歳~46歳 ・1697(元禄10年)40歳 40代前半「八橋蒔絵硯箱」 40代中ごろ「燕子花図屏風」・・右隻の右1と3にはまったく同じ花の部分があり、同じ型紙を使ったと推測される、とある。 <江戸へ行く>47歳~51歳 ・1704(宝永元年) 銀座年寄・中村内蔵助の援助で江戸へ行く。酒井家など大名家と関係し後の屏風絵注文へとつながる。雪舟・雪村の絵と出会う。 「白綾地秋草模様小袖」江戸の材木商冬木家の妻女のために描かれたという。白字に薄青の桔梗と城の小菊黒の葉とモノトーン。 <再び京都へ>52才~59歳(没) 弟・乾山との合作など活躍は多方面に。今も残る大作はこの時期に制作。 ・1709(宝永6年) 京都に戻る。大名家とのつきあいは窮屈だったようだ。 「風神雷神図屏風」 光琳画を継承する酒井抱一によって11代将軍徳川家斉の父・一橋治斉に進呈された。その折、裏面に抱一の代表作となる「夏秋草図屏風」を貼り合わせた。 『松島図屏風』 これがすごくいい。線の波が特に。宗達の「松島図屏風」を元禄10年代(1690年代後半)に忠実に模写している。それに光琳の視点を加えた作品。 『白楽天図屏風』 波間に青い山と白楽天と住吉明神の船2隻が浮かぶ。この海の波も線で「松島図屏風」の波と似ている。 「八橋図屏風」 「燕子花図屏風」と同じ「伊勢物語」に題材をとったが、橋を加えてある。 「紅梅白梅図屏風」 いわずとしれた大作。全体を描かない左右の梅、真ん中を流れる川に引き込まれる。 <光琳を継ぐものたち> 弟の乾山は兄光琳の死後享保16年頃江戸に行き絵を描き始め、江戸で没す。乾山の弟子となった、林何帛(かげZ)。京都では渡辺始興、深江芦舟などが光琳風を受け継ぐ。 2008.9.25初版第1刷 2018.10.20初版第8刷 2021.8.15改訂第1刷 図書館
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