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民主主義にとって安全な世界とは何か 国際主義と秩序の危機
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民主主義にとって安全な世界とは何か 国際主義と秩序の危機

G.ジョン・アイケンベリー(著者), 岩崎良行(訳者), 猪口孝(監訳)

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民主主義にとって安全な世界とは何か 国際主義と秩序の危機

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内容紹介
販売会社/発売会社 西村書店
発売年月日 2021/07/20
JAN 9784867060247

民主主義にとって安全な世界とは何か

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2022/05/29

冷戦後の拡大する自由主義秩序への道を与えられることで、中国は急速かつ劇的な経済的成功をおさめた。しかしこの大きな成功こそが、秩序を共同で維持していた西側同盟国の覇権的駆け引きを弱体化さっせてしまった。中国はアメリカと経済的に対等になるにつれ、下位パートナーやルールを受け入れる側の...

冷戦後の拡大する自由主義秩序への道を与えられることで、中国は急速かつ劇的な経済的成功をおさめた。しかしこの大きな成功こそが、秩序を共同で維持していた西側同盟国の覇権的駆け引きを弱体化さっせてしまった。中国はアメリカと経済的に対等になるにつれ、下位パートナーやルールを受け入れる側の役割に不満を抱くようになった。冷戦期と1990年代、リベラルな国際秩序はアメリカ、西ヨーロッパ、日本による駆け引きを中心に構築され、これらの国々は各々の相違を調整しやすくする同盟システムに組み込まれていた。しかし中国はこの同盟システムの外で強力に成長しており、その巨大な規模のおかげで、世界経済においてより独立しtあプレーヤーとなっている。したがって中国は冷戦後のリベラルな国際秩序の内部と外部の両方に位置している。中国あこの秩序が安定して機能することに不可欠であるほど十分に大きく、世界経済に統合されている。同時に秩序の統治についての合意をきわめて困難にするほど十分にその秩序の、また民主主義世界の外部に位置している。

Posted by ブクログ

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