商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/06/14 |
JAN | 9784620326863 |
- 書籍
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清六の戦争
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清六の戦争
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毎日新聞の現記者が祖父であった同じ毎日新聞の記者の生涯を追った記録である。 岩手の農村で生まれ、苦労して農業高校に進学してから苦労して新聞社に雇用され、上海への従軍記者になった後で正規の社員となり、再度フィリピンのルソン島に従軍記者として送られた。そこで餓死したまでである。 ...
毎日新聞の現記者が祖父であった同じ毎日新聞の記者の生涯を追った記録である。 岩手の農村で生まれ、苦労して農業高校に進学してから苦労して新聞社に雇用され、上海への従軍記者になった後で正規の社員となり、再度フィリピンのルソン島に従軍記者として送られた。そこで餓死したまでである。 戦争への加担ということではあまり説明はされていないが、それを感じさせる論調で書かれており、自分の勤務と祖父の勤務という新聞社での葛藤が感じられる。
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マニラ新聞社。現代を生きる筆者が、戦時を生き抜いたその親戚の従軍記者の足跡を丹念に調べ上げた内容で、当時の一側面を知ることができ、またそれが現在に続いているのだと強く感じることができました。
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自分の一族に同じ新聞記者がいたことからその足跡を辿り、戦争の統制の中軍部に迎合する記事を書いていた事や果たせなかった夢に思いを馳せ、新聞記者としての在り方を問う。とても真面目に臨まれ考えさせられました。
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