商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2020/11/06 |
JAN | 9784022517326 |
- 書籍
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そして、海の泡になる
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そして、海の泡になる
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商品レビュー
3.5
37件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一気読み、葉真中さんの作品は久々。 フェミニズム的な、女性が自分の力で強く生きていく、というストーリーだと私は感じた。 男性の力を上手く利用するのも、その時代の女性の生き残る知恵。それで傷付いても、廃人になるか立ち直り這い上がるかは女性次第。 真犯人(同居していた、親から逃げてきた若い女性、LGBT)は読んでいて怪しいなと勘づいたけど、 語り部(刑務所で同部屋だった若い女性)が小説の書き手でもあるという構造は終盤の独白まで気付かなかった! &板前も実は兄、両親と焼け死んだ設定で、ずっと男達を殺し続けていたという語り部の推理 色弱が兄妹、会長との息子に遺伝したという点から見抜いた
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ワガママに自由に生きたい。 そう願った女性が、最初はすき焼きバー(今で言うキャバクラ?)のホステスから、バブルで大儲けをした資産家になるも、最後は刑務所で生涯を閉じるという。波乱な人生を歩んだ女性の事を小説にしたいと、色々な人の所へ取材に行って話を聞くという話。 テーマは、...
ワガママに自由に生きたい。 そう願った女性が、最初はすき焼きバー(今で言うキャバクラ?)のホステスから、バブルで大儲けをした資産家になるも、最後は刑務所で生涯を閉じるという。波乱な人生を歩んだ女性の事を小説にしたいと、色々な人の所へ取材に行って話を聞くという話。 テーマは、しがらみがあり、自由とかが無い方が幸福感がたくさんある。 逆に自由で何をしていいか分からないと、目標もないので、達成感などもなくて。 物語の内容は、推理的な部分もあったりしてイッキ読みでした。
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実際にあった事件がモデルとのことでそちらも調べたくなった。 インタビュー形式で読みやすく、バブル期の時代背景も想像しやすかったのでなんだかノンフィクションを読んでいるようだった。
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