飼いならす 世界を変えた10種の動植物
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飼いならす 世界を変えた10種の動植物

アリス・ロバーツ(著者), 斉藤隆央(訳者)

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飼いならす 世界を変えた10種の動植物

2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2020/10/12
JAN 9784750350851

飼いならす

¥2,750

商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2023/06/25

科学技術の発展に伴い、文明以前の深いヴェールに覆われていた歴史が垣間見ることが出来るようになったことがわかる。 専門的な見地からは、微に入り細に入りで素人目線には明快な答えがポンと出るわけでもない部分もあって無味乾燥に思えるところもあるが 歴史のダイナミズムを捉える視座を提供する...

科学技術の発展に伴い、文明以前の深いヴェールに覆われていた歴史が垣間見ることが出来るようになったことがわかる。 専門的な見地からは、微に入り細に入りで素人目線には明快な答えがポンと出るわけでもない部分もあって無味乾燥に思えるところもあるが 歴史のダイナミズムを捉える視座を提供する意味で、本作のような壮大なストーリーに耳を傾けることは有用だろう。

Posted by ブクログ

2021/06/08

レビューはブログにて https://ameblo.jp/w92-3/entry-12672622408.html

Posted by ブクログ

2021/03/24

こういう本は大好きである. ちなみに10種とはイヌ,コムギ,ウシ,トウモロコシ,ジャガイモ,ニワトリ,イネ,ウマ,リンゴ,ヒト,である.ヒトとその他の動植物との長年の相互依存関係を展開してたどり着いた,遺伝子組み替え(GM)食品に関する著者の考えには,同意できないところもあるのだ...

こういう本は大好きである. ちなみに10種とはイヌ,コムギ,ウシ,トウモロコシ,ジャガイモ,ニワトリ,イネ,ウマ,リンゴ,ヒト,である.ヒトとその他の動植物との長年の相互依存関係を展開してたどり着いた,遺伝子組み替え(GM)食品に関する著者の考えには,同意できないところもあるのだが,近年のすさまじい遺伝子解読の成果も踏まえて論じられる,10種の動植物の家畜化,農作物化の歴史はとても興味深い.また,最終章のタイトルは「ヒト」である.我々も気候の変化,および,他の動植物の家畜化・栽培化によって,文明を発達させることができたのみならず,その性質までも変化させてきた. どこに書かれていたかもう忘れてしまったが(ジャレド・ダイヤモンドの鉄・病原菌・銃?),トウモロコシの祖先はトウモロコシとは似ても似つかない実しかつけず ,トウモロコシというヒトが有効に利用できる形に改良できるまでには途方もない時間と努力が必要であった,だから新大陸は文明の発展という観点から旧世界に対して大幅に後れを取った,という趣旨の話がずっと頭に残っていた.しかし,氷河期という環境の変化が,進化に大きく影響し,トウモロコシの野生種→栽培種への変化は,それほど大仕事でもなかったようだ.これに限らず,ヒトも含めて「氷河期」と「氷河期の終了」いう環境の変化が,あらゆる進化に激甚な影響を与えた,というのが最新の知見のようだ. リンゴの原産地は,カザフスタンのアルマトイという都市の近郊にあり,そこにはリンゴの巨木が生い茂る森があるという.いつか訪ねてみたいなあ.

Posted by ブクログ

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