商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 鹿島出版会 |
発売年月日 | 2020/10/06 |
JAN | 9784306073562 |
- 書籍
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ユニバーサルデザインの基礎と実践
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ユニバーサルデザインの基礎と実践
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
視覚障害者、特にロービジョンの方に向けたデザインと感覚の解説が大部分を占めるので、タイトルから期待したものに対して内容が大分限定されていると感じる。 けれどもそれを承知で読む分には、平易で読みやすい合理的配慮の入門書だと思う。 自分と異なり生活に困難を抱えている人は、例えばどの...
視覚障害者、特にロービジョンの方に向けたデザインと感覚の解説が大部分を占めるので、タイトルから期待したものに対して内容が大分限定されていると感じる。 けれどもそれを承知で読む分には、平易で読みやすい合理的配慮の入門書だと思う。 自分と異なり生活に困難を抱えている人は、例えばどのような感覚で道を歩いているのか? 例えばそれは、どんな空間デザインが助けとなるのか? それは異なる別の属性の方を邪魔するデザインとはならないか? それを検討するときには誰が判断すれば良いのか? 全ての場面に当て嵌まる唯一絶対の正解はなくて、ひとつひとつのケースの状況を丁寧に探り比較検討していった先にようやく実を結ぶのがユニバーサルデザインなのだと思った。 この本に書かれていることをそのままなぞるのではなく、参考材料のひとつとして捉え、考え方を応用していけば、他の困難を抱えた人へ配慮する際の指針になるんじゃないだろうか。 内容が限定されているとは書いたが、私は視覚障害に対する配慮の知識に乏しかったので、そこはとても参考になった。 コラムの「頭の中の通勤経路」は必見。読み応えがある。
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見ること、聞くこと、触ることが改めて特別なことなのだと理解できた。 様々な街の景観はいろいろデザイン、工夫されている。障害の方の工夫から学ぶことができる。 みんなが障害を抱えているのだ。
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タイトルがよくない。ユニバーサルデザインと言いながら実際にはバリアフリーデザインのことしか書いていない。ユニバーサルデザインを考えるうえで、障碍者のことを考えることは大切であるが、障碍者だけのことを考えてしまうと障碍のない人にとって使いにくくなってしまいユニバーサルではなくなっ...
タイトルがよくない。ユニバーサルデザインと言いながら実際にはバリアフリーデザインのことしか書いていない。ユニバーサルデザインを考えるうえで、障碍者のことを考えることは大切であるが、障碍者だけのことを考えてしまうと障碍のない人にとって使いにくくなってしまいユニバーサルではなくなってしまう。実際、ハイコントラストな空間を提案しているが、見えすぎる人にとっては却って使いづらいものであるし、そもそも障碍の型を決めてかかっているためやはりユニバーサルからは離れているように感じる。バリアフリーデザインとユニバーサルデザインを混同している人が多いが、著者らもその傾向にあると思う。
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