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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/06/10 |
JAN | 9784093887670 |
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311東日本大震災で被災した1つの家族を追ったノンフィクション。本のサブタイトルに「原発事故と忘れられた津波」とあるように、登場する上野さんは、両親と2人の子供の家族4人を津波で失い、その後発生した原発事故により捜索が行われず、失った家族を上野さん自身が探すことになる。本書は非難...
311東日本大震災で被災した1つの家族を追ったノンフィクション。本のサブタイトルに「原発事故と忘れられた津波」とあるように、登場する上野さんは、両親と2人の子供の家族4人を津波で失い、その後発生した原発事故により捜索が行われず、失った家族を上野さん自身が探すことになる。本書は非難を拒み行方不明の家族を探す、上野さん一家(妻と娘)に寄り添った7年間を記録した一冊。聞き手に徹した著者の筆致に引き込まれてあっというまに読んでしまった。本のタイトルを「家族写真」にした理由はエピローグの前のページでわかります。
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作者の笠井さんが東日本大震災をきっかけに、交流をつづける福島県南相馬市の上野さんとご家族を描いています。 東日本大震災から7年間、ある時は毎週のように、毎月、毎年と南相馬を訪れた笠井さん。大切な人を亡くされた上野さんとそのご家族とともに過ごした圧倒的な時間と対話の積み重ねがペー...
作者の笠井さんが東日本大震災をきっかけに、交流をつづける福島県南相馬市の上野さんとご家族を描いています。 東日本大震災から7年間、ある時は毎週のように、毎月、毎年と南相馬を訪れた笠井さん。大切な人を亡くされた上野さんとそのご家族とともに過ごした圧倒的な時間と対話の積み重ねがページの端々から溢れてくる。 上野さんらの葛藤や苦悩が綴られているのはもちろん、笠井さん自身の心の変化やその背景なども本当に丁寧に書かれていて、読み進むにつれ、時に胸を締め付けられ、考えさせられ、そして時に元気づけられます。
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