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小鳥たちの計画
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小鳥たちの計画

荒内佑(著者)

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小鳥たちの計画

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2020/04/23
JAN 9784480815491

小鳥たちの計画

¥1,430

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2020/10/22

あらぴー(右の人)ってこういうこと考えてる人だったんだ。 「ラ・餃・チャ」はたまたま開いてしまったとき(何このページ……)とおもってたけど、読んでもその印象は変わらなかった。もちろん面白いって意味で。

Posted by ブクログ

2020/05/04

ceroでキーボードを担当、作詞作曲も手がかける荒内佑によるエッセイ集。  もともとwebちくまで「宇宙のランチ」として連載されていた話を加筆・修正したものと書き下ろしが含まれている。本著はSNS、とくにTwitter全盛の世界に対するカウンターなのかなーと邪推させるタイトルおよ...

ceroでキーボードを担当、作詞作曲も手がかける荒内佑によるエッセイ集。  もともとwebちくまで「宇宙のランチ」として連載されていた話を加筆・修正したものと書き下ろしが含まれている。本著はSNS、とくにTwitter全盛の世界に対するカウンターなのかなーと邪推させるタイトルおよび冒頭の「小鳥たちのボイジャー計画」からしてオモシロい。名前も知らない誰かの大喜利めいた140字未満の言葉よりも、自分の好きなアーティストが真剣に考えて紡ぎ出した文章の方が僕にとっては圧倒的に価値があることを思い知った。世代が近いこともあり似たような感慨や違和感などを持っているなーと思うけど、それを表現する方法が独特かつソリッドなので読み応え十分。あとタイトルがとても魅力的だと思う。たとえば「ブラジルの手話教室を想像するまで」なんて、一体どんなことが書かれているのか、読む前からワクワクしませんか?  音楽、映画、思い出などテーマが多岐にわたる中、やはり本業である音楽にまつわるエッセイが一番オモシロかった。 音楽ストリーミングサービスの導入、CDとの付き合い方、w-indsから考える音楽論など。1つの事象から思考が飛躍していく瞬間、人が考えている頭の中を覗き込んでいるかのように思えて楽しい。それが具現化している1冊だった。webでの連載から大幅に追記されているのは過去、思い出にまつわること。こういう文章を見るたびに、自分がどんどん記憶をデリートしてしまっている気がして、よく覚えているなーと思う。(と同時に引き金となり閉じていた記憶の蓋が開いたりもするのだけど。)特に好きだったのは「珈琲ノスタルジア」ノスタルジーとの距離感に慎重でありながら100人いれば100人あるだろうカフェ論が展開され、極めてリアリティのあるローカルの喫茶店での会話へと着地する流れが最高だった。これからもエッセイを書き続けてほしい。

Posted by ブクログ

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