ちいさなしまのだいもんだい

スムリティ・プラサーダム・ホールズ(著者), なかがわちひろ(訳者), ロバート・スターリング

• 販売会社／発売会社: 光村教育図書
• 発売年月日: 2020/03/02
• JAN: 9784895722582

商品レビュー

2024/04/11

やってみたことが間違いだったのかどうか。
やってみなきゃわからないことをやってみるのは大事。
だけどそれが取り返しのつかないことになることもある。
覚悟がいるよね。
彼らには覚悟は無かったのかもしれない、いいところしか見えてなかったから。
問題点はその独りよがりであって、独立してみたことではないのだと思う。
人はひとりでは生きられない、国も一国では成り立たせることは難しい。
だからこそ、交流が大事。

2022/10/04

どうぶつたちが仲良く暮らすどうぶつ村の中に、
がちょうたちが住む島があった。
でも、ある日がちょうたちは思った。
自分たちの島なのに、他のどうぶつたちはくだものを持っていくし、態度はでかいし、と。
そして、島にかかる橋を取り壊してしまう。
そこに狐たちが現れて…。

がちょうが逃げる時のギョッとした目がとても印象的。
どうぶつ村という設定にすることで、重々しくなりがちな話が軽やかに描かれている。

知らず知らずのうちに助け合って生きているもんだ。

2020/09/02

さまざまな動物たちが助け合ってくらすどうぶつ村。村にある豊かで小さな島には、がちょうとあひるが住んでいました。あるとき、他の動物たちも島の果物を食べることが気に入らないがちょうが、島に渡るための橋を壊してしまいます。他の動物たちと仲良くしたかったあひるたちは反対でしたが、数の多いがちょうに何も言うことができません。さて、島はどうなってしまうのでしょうか？実はイギリスのＥＵ離脱を寓話的に描いたというこの絵本。立場は違っても共に助け合い、認め合う社会への願いが込められています。