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日本刀 技と美の科学 鉄をいかに鍛え、火を入れ、刃を作れば、名刀になるのかを知る!!
2,640円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 秀和システム |
発売年月日 | 2020/02/20 |
JAN | 9784798061467 |
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日本刀 技と美の科学
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商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
図書館の新着コーナーで手に取り、平易な解説となっていたので借りて読んだ。 鉄をつくるには、原料である鉄鉱石から酸素を取り除き、さらに、含まれている炭素を低減(調整)することで鋼する。ただし、日本の刀剣の原料となるのは、砂鉄を原料としてタタラ製法(砂鉄からつくる)によりつくられた「玉鋼」(炭素量1〜⒈5%)であるという。日本美術刀剣保存協会から全国の刀匠(約300人)に販売されるそうだ。 それと、日本刀の反りが「焼き入れ」工程において、あらかじめ刀身に「土置き」しておくと、刃側と峰側で鉄の膨張率が異なるため、刃側の鉄が膨張して反りが生じるとのこと。ちなみに「焼き入れ」は鋼を900度以上に熱するとオーステナイト相という状態になり、面心立方構造(空間占有率74%)で炭素がその構造の中に入り込み、それを急冷すると炭素を含むマルテンサイト相という状態になり非常に硬くなるそうだ。ヘッー! 「刃」はマルテンサイト相(面心立方構造)、「波紋(沸、匂)」はマルテンサイト相とトルースタイト相(面心立方構造)、「地(映り)」はトルースタイト相とフェライト相(体心立方構造)で構成される。 折れない、曲がらない、よく切れる、日本刀はこうして作られる。
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