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データ資本主義 21世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か
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データ資本主義 21世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か

野口悠紀雄(著者)

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データ資本主義 21世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2019/09/18
JAN 9784532358310

データ資本主義

¥1,760

商品レビュー

3.8

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2021/03/21

ビッグデータに基づくビジネスは、経済・社会にどんな影響を及ぼすのか。その可能性、と問題点をわかりやすく説いた書籍。 「ビッグデータ」の活用は、従来できなかった経済活動を可能にする半面、様々な新しい問題を提起する。例えば、グーグルをはじめ「プラットフォーム企業」が市場を支配する可...

ビッグデータに基づくビジネスは、経済・社会にどんな影響を及ぼすのか。その可能性、と問題点をわかりやすく説いた書籍。 「ビッグデータ」の活用は、従来できなかった経済活動を可能にする半面、様々な新しい問題を提起する。例えば、グーグルをはじめ「プラットフォーム企業」が市場を支配する可能性がある。また、監視社会がもたらされる危険もある。 ビッグデータは、AIの「パターン認識」(コンピュータが図形や自然言語を認識し、理解すること)のための学習データに利用できる。AIのパターン認識は、自動車の自動運転など、生活と社会の構造に大きな影響を与える可能性を持っている。 プラットフォーム企業が集める個々の情報の価値は小さいが、大量に集めることでデータは価値の高い資本になる。 これまで経済活動の基本的要素は生産設備や技術力だったが、今やデータがその役割を担う。これは「データ資本主義」といえる新しい経済活動を開きつつある。 プラットフォーム企業のデータ利用で懸念されるのは、様々なデータを総合してプロファイリングすること。例えば、グーグルでは、写真の画像をAIが認識してグループ分けす るサービスを提供している。ここで得たデータを分析すれば、利用者の年齢、所得、趣味などが把握でき、効率の良いターゲティング広告を行うことができる。問題は、利用が広告にとどまらず、AIによる管理社会につながりかねないこと。 ビッグデータを取り巻く状況は、将来、大きく変わる可能性がある。今後は、ビッグデータが自然に集まるのを待つのではなく、積極的に収集したり、購入したりするようになる。 また、プライバシーを巡って各国当局の規制が強まり、それに伴うコストが生じる可能性もある。

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2020/03/11

これからの社会や産業においてデータ資本主義が台頭してくる。ビッグデータやGAFAの動向、また中国やBATの動き、理論駆動型からデータ駆動型の科学など、様々な変革がまだまだ起こる。

Posted by ブクログ

2020/01/11

2020年代の幕開けにふさわしい一冊。 ビッグデータがメインテーマだが、それを理解するためにはデータサイエンスや人工知能、IoTやブロックチェーンに関する知識も必要なわけで、それらを短く見事にまとめてくれている。いまデジタルの領域で起こっている事のダイジェストのよう。 21 世紀...

2020年代の幕開けにふさわしい一冊。 ビッグデータがメインテーマだが、それを理解するためにはデータサイエンスや人工知能、IoTやブロックチェーンに関する知識も必要なわけで、それらを短く見事にまとめてくれている。いまデジタルの領域で起こっている事のダイジェストのよう。 21 世紀、データは石油のような資源、というが本質は全然違う。玉石あるデータはどこにでも存在し得るものだが、使いこなす力と、そもそも使う事を是とする社会システムの問題があり、後者は個人主義や自由主義との相性がいまいち。 20世紀にテクノロジーを牽引してきた欧米諸国が、その根幹をなすイデオロギーを維持する事で、近い将来、中国に遅れをとる。そんなシナリオが予想される。 GAFAへの規制は果たして正しいのだろうか。

Posted by ブクログ

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