商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/05/28 |
JAN | 9784163910314 |
- 書籍
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僕が夫に出会うまで
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僕が夫に出会うまで
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
ゲイとしてアクティビストとして活動する七崎さんのこれまでを記したもの。七崎さんっていう人のこと知らなかったんだけど手にとったのは、何か既視感があったのかな……と考えてみて、タイトルが石川大我さんの『ボクの彼氏はどこにいる?』と似ているからかなと思った。 幼い頃から女の子みたいで、...
ゲイとしてアクティビストとして活動する七崎さんのこれまでを記したもの。七崎さんっていう人のこと知らなかったんだけど手にとったのは、何か既視感があったのかな……と考えてみて、タイトルが石川大我さんの『ボクの彼氏はどこにいる?』と似ているからかなと思った。 幼い頃から女の子みたいで、男らしくしろといわれながらもそうせず、いじめのようなことにも遭っていた七崎さん。自分も「オカマ」と言われたり同じようなことがあったなあ。学校の先生の余計なおせっかいのところ(p.15)は、そのときの七崎少年の気持ちがわかるようで涙が出そうになった。 小中学校はいじめのようなことがあったけど、高校に入ってからは仲のいい友達に囲まれ、心ときめく相手とも(恋人とはいかないけど)親しく過ごしたりして、本当によかった。 高校卒業後は、ゲイである自分を自覚し、東京に住むようになったこともあってか行動も大胆になっていく。数々の恋愛遍歴がかなり赤裸々に綴られている。出てくる人たちを眺めると、何かを抱えている人が多い感じ。それは多くがそのまま、彼らがこの社会で生きていくうえでのつらさの裏返しでもあるのではないかと思う。 何はともあれ、七崎さんが自分を偽ることなく生きられるようになってよかった。いろんな人とつき合った末に夫に巡り会えてよかった、よかった。……と思ったら、破局したらしいけど、それはどんなカップルにもあり得ることだからしょうがない。 とはいえ、ゲイたちはこんなふうにけっこう本を出したり、表で活動している人もいるけど、レズビアンの人たちはゲイたちの活動規模ほどではない。こういうところもジェンダーによる活動のしやすさ、世間の目が関係しているような気がする。
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一生付き合わなければ ならないワタシ。 それは、だれかが引き 取れるものではない。 容姿、性格、生いたち 心身の障害 etc 自分のことだからこそ 受け入れがたいのよね。
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これ読み終わった食後に作者がTwitterで炎上してた… パートナーとリプライで口汚く罵り合っていたりなぞして、なんとも言えない気持ちになった… マイノリティである葛藤や、苦悩、周囲からの目など、読みながら悲しい気持ちや悔しい気持ちになった。 そんな中で気持ちを通わせ、人生を共...
これ読み終わった食後に作者がTwitterで炎上してた… パートナーとリプライで口汚く罵り合っていたりなぞして、なんとも言えない気持ちになった… マイノリティである葛藤や、苦悩、周囲からの目など、読みながら悲しい気持ちや悔しい気持ちになった。 そんな中で気持ちを通わせ、人生を共にしようと思える人が出来るのは奇跡みたいなことに感じた。 私自身が育った環境?両親?がかなり大らかだった様で、正直世の中で同性愛がこんなにも認められず苦しんでいる人がたくさんいることが本気で不思議でならない。 別にいいじゃん、って思う。 好きな人がたまたま同性だっただけなのになんでいちいち問題視されなきゃいけないんだろう… 皆が生きやすい世の中になれば良いのに…
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