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王の檻 レッド・クイーン 3 ハーパーBOOKS
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王の檻 レッド・クイーン 3 ハーパーBOOKS

ヴィクトリア・エイヴヤード(著者), 田内志文(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーパーコリンズ・ジャパン
発売年月日 2019/01/18
JAN 9784596541024

王の檻

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商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2024/03/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

国家間の争いが始まり、シルバーとニュー・ブラッドの能力の違いで戦略が変わるなどの設定は面白いものの、辻褄が合わない所も多々あって残念。捕虜となったメアが、酷い尋問を受けるわけでも、メイヴンに体の関係を迫られるわけでもなく、バストイレ付の部屋で優雅に過ごしていて拍子抜けだった。暴れるメアを取り押さえたり、メアが割った食器を片付けたりするアーヴェン家の人々の方がよっぽど過酷だったと思う。 メイヴンも情緒不安定なだけで特に狂ったエピソードもなく、母親を殺されたのにまだメアに執着しているのが謎。ぽっと出のキャメロン視点をやるくらいなら、メイヴンやカル視点が読みたかった。キャメロンが、人と違うこと恐れること恐れられることをメアはわかってくれる。と言っていて、カロア兄弟やエヴァンジェリンがメアに執着するのもこのあたりが理由なのかなと。 ピードモントの基地で、メアとカルが普通のカップルのように過ごしているエピソードは良かった。レッドとシルバーという異種間カップルを周囲が温かく見守っているのも良い。ただ、カルが軟弱なまま成長しておらず、メアに脇腹を三発も殴られたり、あの逃亡王子には心の底からうんざりだとかキャメロンに思われてて可哀想になった。メアはメアで、人々を救いたい気持ちよりシルバーやメイヴンへの憎しみの方が強く、過剰に暴力的なのがどうかと思う。 「あらすじ覚え書き」 メアを捕虜にしたメイヴンは、ニュー・ブラッドの軍隊を作ることに協力すれば彼らを殺さないと約束し、広告塔となったメアはニュー・ブラッド達に名乗り出て国王の保護を受けるよう国営放送で呼びかける。エラーラ王妃の後ろ盾を失ったメイヴンは<静寂の石>の玉座に腰を下ろし、誰にも心を許せず孤立していた。 メイヴンへの不信感からノルタ国の貴族が分裂する中、スカーレット・ガードが要塞都市コーヴィアムを攻め落とし、追い詰められたメイヴンはレイクランドの王女アイリスと婚約して両国の戦争終結を宣言。レイクランドと同盟を結ぶ。モンフォート自由共和国の協力を得たスカーレット・ガードは国王の結婚式を襲撃。メアとニュー・ブラッド達の救出に成功する。 離反したハウス・セイモスは領地にリフト王国を建国。カルの祖母アナベルとリフト国王ヴォーロは、共にメイヴンを倒し、カルをノルタ国の王に、エヴァンジェリンをその花嫁とすることを取り決める。国王となるかメアの傍にいるか、決断を迫られたカルは玉座を選んでメアと決別する。

Posted by ブクログ

2023/03/06

あれ、何か違う・・・。 なんだろう、この不快感。2巻までおもしろかったのに。 王子様との恋愛シーンが不要、この王子なんか気に食わない。 エヴァちゃんいいですね。主役を食っちゃえ! 3巻まで読んで、初めて作者が女性だと知りました。

Posted by ブクログ

2022/11/21

メイヴンの番がきた 途中読まない時期があって読み終えるのに1年かかったけどエヴァンジェリンの番が来たところからあっという間にだった。 今までエヴァンジェリンが嫌いだったけど今では一番好きなキャラかもしれない

Posted by ブクログ

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