商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 勉誠出版 |
発売年月日 | 2018/12/27 |
JAN | 9784585234081 |
- 書籍
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邪馬台国は存在しなかった
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邪馬台国は存在しなかった
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
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2020/10/06:読了 「発見! ユダヤ人埴輪の謎を解く」が、あまりに面白かったんで、作者の違う本も読んでみようと思ったが、あまり面白くなかった。 「発見! ユダヤ人埴輪の謎を解く」にはロマンがあるが、”卑弥呼がいない”ことを説明するのには、ロマンがないんだろうな。
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「邪馬台国論争は,日本の歴史における戦後最大の未解決の問題」(本文より)を,「最初から間違っている」視点から卑弥呼も邪馬台国も全くの虚像であるという結論を導いています.八幡和郎氏の考えをもっと先鋭化させたような内容です.確かに中華帝国にはより多くより遠くの地方政権の朝貢を記録した...
「邪馬台国論争は,日本の歴史における戦後最大の未解決の問題」(本文より)を,「最初から間違っている」視点から卑弥呼も邪馬台国も全くの虚像であるという結論を導いています.八幡和郎氏の考えをもっと先鋭化させたような内容です.確かに中華帝国にはより多くより遠くの地方政権の朝貢を記録したいという動機があるにせよ,卑弥呼の存在が全くのファンタジーとも言い難いのではないでしょうか.邪馬台国がどこにあったのか,卑弥呼が誰だったのかという問題は結局魏志倭人伝の記録をどうにかして日本側の資料と整合させる過程で生じているようです.まるで全くあいようがないパズルのピースのようです.魏志倭人伝がほぼ全て伝聞に基く記述で信頼性は低いという論には同意できます.また興味深く賛同できるのは,戦後の歴史観が共産主義の影響を強く受けているという点です.ただ最後に,未読ではありますが「高天原は関東にあった」という著者独自の説は,一般的にはちと微妙かなと思いました.上記のように,部分的にはとてもうなずける点も多いのですが.
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