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「ロウソクの科学」が教えてくれること 炎の輝きから科学の真髄に迫る、名講演と実験を図説で サイエンス・アイ新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | SBクリエイティブ |
発売年月日 | 2018/12/17 |
JAN | 9784797397482 |
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「ロウソクの科学」が教えてくれること
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商品レビュー
4.2
19件のお客様レビュー
実験も文章も悪くないけどなんか動画を言葉だけで説明するとよくわからなくなる現象が起こってるのか、さっぱり頭に入らず… 多分動画でみたほうがわかりやすいんだろうな 物が燃えると水が生まれるというのにびっくりした 化学式で見たらちゃんと材料があるからそうなのかなーって思うけど これ...
実験も文章も悪くないけどなんか動画を言葉だけで説明するとよくわからなくなる現象が起こってるのか、さっぱり頭に入らず… 多分動画でみたほうがわかりやすいんだろうな 物が燃えると水が生まれるというのにびっくりした 化学式で見たらちゃんと材料があるからそうなのかなーって思うけど これ習ってない気がする…
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岩波文庫の同書(ファラデーのロウソクの科学)は持っていたが、こちらは科学教育者尾島好美氏の編訳で現代の説明技法を取り入れて、写真やイラストで、更にわかりやすく解説されている。 また、原書でのファラデーのイラストもその当時の解説環境を知る事ができるように図説されて、 良い本と感じる...
岩波文庫の同書(ファラデーのロウソクの科学)は持っていたが、こちらは科学教育者尾島好美氏の編訳で現代の説明技法を取り入れて、写真やイラストで、更にわかりやすく解説されている。 また、原書でのファラデーのイラストもその当時の解説環境を知る事ができるように図説されて、 良い本と感じる。
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ファラデーの『ロウソクの科学』は、ずいぶん前に、少しだけチラ見したことがあった。ノーベル賞を取ったりした、色んな有名な科学者が、中高生時代に、その面白さにのめり込んだ、といったような記事を見たからだったと思う。 ただ、その時に感じたのは、「これ、けっこう難しくないか?」という印象...
ファラデーの『ロウソクの科学』は、ずいぶん前に、少しだけチラ見したことがあった。ノーベル賞を取ったりした、色んな有名な科学者が、中高生時代に、その面白さにのめり込んだ、といったような記事を見たからだったと思う。 ただ、その時に感じたのは、「これ、けっこう難しくないか?」という印象である。中学生の頃から、これを面白いと思って読んでいた人たちは、やっぱり初めから科学が好きで、これにのめり込めるくらいには、頭が良かったのだなあ、と感じた記憶があった。 今回、この本を読んで、元の『ロウソクの科学』も再読してみたいな、と思う。 ロウソクの科学で紹介される実験で明らかにされるのは、どれも中学生くらいまでには学ぶような、比較的簡単な実験ばかりだ。ロウソクを燃焼させると、水と二酸化炭素が発生する。空気の中には、酸素と窒素がある。などなど、結論だけを並べれば、常識に近く、退屈である。 ただ、ファラデーの面白さは、そうしたものを、今まで考えてもみなかった簡単な実験で「見せる」ことにある。 個人的に最も印象に残っているのは、序盤で紹介される二つの実験だ。 「熱のありか」という実験では、ロウソクの火に厚紙を当てると、紙は円形に焦げて、実は、炎の中心には、それほどの熱がないことが分かる。 「ロウソクを引く」実験では、曲がったガラス管の先をロウソクの中心部にあてると、反対側の出口に火がつき、炎の中心部には、燃焼する気体が生じていることが分かる。 この二つの実験は、とても簡単なものだが、全く知らなかった。ロウソクに火がつくという、誰でも知っているような出来事も、言われてみると、その炎がどういった仕組みで燃えているのか、よく分かっていない。そうしたことに、本当に簡単な実験で気がつかせてくれる手つきが、楽しい。 『ロウソクの科学』は元々、1860年のクリスマス、イギリス・ロンドンの王立研究所で行われた青少年向けの講演録だという。小中学生くらいの子どもたちが、クリスマスの日に、研究所に集まり、科学の講演を聞く。しかも、そこには、研究者も含めた多くの大人もいた。 今では到底考えられない状況だが、当時の子どもたちにとって、それだけファラデーの見せた「科学」が、「見てみたいもの」だったのだろう。そして、それは、子ども騙しではなく、大人が見ても楽しいものだった。 その様子を想像するだけで、少し嬉しい気持ちになる本だった。
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