商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2018/06/05 |
JAN | 9784591159033 |
- 書籍
- 文庫
カラスのジョンソン
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カラスのジョンソン
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
小学生の陽一が、傷ついたカラスの幼鳥を“ジョンソン“と名付けて世話をする‥‥というお話だったので、ほんわかした物語だと想像していました。でも、全く違っていて苦しい読書となりました。 この時期、カラスは産卵期で気が立っていて人間を襲うこともある、と度々ニュースで目にします。 カラス...
小学生の陽一が、傷ついたカラスの幼鳥を“ジョンソン“と名付けて世話をする‥‥というお話だったので、ほんわかした物語だと想像していました。でも、全く違っていて苦しい読書となりました。 この時期、カラスは産卵期で気が立っていて人間を襲うこともある、と度々ニュースで目にします。 カラスはゴミ捨て場も荒らすし、人間にとっては迷惑な存在。しかし、カラス目線で物語が進んでいったらどんな世界が見えるのか。 両親に守られていたヒナの時、陽一に助けられて愛情をたっぷり注がれた幼少期、表現できない不安の中にいた孤独な思春期、愛するパートナーと出会い世界が変わった青年期、そして親になり自分を犠牲にしてでも守りたいものの存在を知った喜び。 人間とカラス、何ら変わらないんだということをこの作品は訴えかけてきます。 そして、幼少期から常に男性や社会から虐げられてきたシングルマザーの陽一の母。 ジョンソンと陽一の母の苦しみ、陽一の悲しさがリンクしていき、読者の心も押しつぶされそうになる中、最後の最後に陽一から希望が感じられたのが救いでした。
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泡泡読んでしまう。しめて2時間かな あんとはまた違う というか独特の作品でした。弱者の2つの物語 お母さんがかわいそうだよ、毎日買い物で1食分しか買ってないとか 管理人も自治会長の権力ないのにカサにかける誰も注意出来ない世の中 にスーパー店員 たかが店員だよ、なのになのにだよ。本...
泡泡読んでしまう。しめて2時間かな あんとはまた違う というか独特の作品でした。弱者の2つの物語 お母さんがかわいそうだよ、毎日買い物で1食分しか買ってないとか 管理人も自治会長の権力ないのにカサにかける誰も注意出来ない世の中 にスーパー店員 たかが店員だよ、なのになのにだよ。本を読んで久々に刹那になる 少年とカラスとシンクロしないで終わったって事
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小説の内容が独特で最初は少し入り込みづらい部分があったがカラスの目線で物語が描かれており、とても新鮮だった。人間から毛嫌いされるカラスも実はこんな風に感じたりしてるのかな?と思ったら、カラスに対して少しは優しい気持ちになれそうです。 全体的に暗く悲しいお話しでした。
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