商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2018/04/10 |
JAN | 9784480435026 |
- 書籍
- 文庫
探偵術教えます
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探偵術教えます
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田舎町のお屋敷付き運転手モーランは通信教育を受けている。内容は探偵講座だ。気分の方はすっかり名探偵で、当然ながら習ったことを試してみたい気持ちで満ち満ちている。しかし、のんきな田舎町のくせに、モーランが尾行を試した相手が本当の犯罪者だったり、強盗に巻き込またりと、腕を試せば必ずロ...
田舎町のお屋敷付き運転手モーランは通信教育を受けている。内容は探偵講座だ。気分の方はすっかり名探偵で、当然ながら習ったことを試してみたい気持ちで満ち満ちている。しかし、のんきな田舎町のくせに、モーランが尾行を試した相手が本当の犯罪者だったり、強盗に巻き込またりと、腕を試せば必ずロクでもないことになる。という、メイ探偵の活躍(?)を描いた小説です。 通信講座で探偵になれるんかい、と思ったが、それじゃあ探偵ってどうやってなると思ってるんだ、というとイメージは『探偵の探偵』だ。何やら怖そうだし、大変そう。 映画「知らなすぎた男」に通じるものがある。本人もわかってないうちに事件のど真ん中に来て、そしてよくわかっていないままバンバン事件が解決する。 文章やユーモアの雰囲気がいかにも海外で、時々、まわりくどいと感じる。感じるのに、読めてしまう。 形式が往復書簡の体で話が進むので、事件の状況がわかるにつれ「ばっかもーん、そいつが犯人だ!」とカリオストロの銭形警部みたいになる。当然ながら、モーランはだいたい何も気づいていない。 そんなモーランだけど、エラリー・クイーンは同時代で最高の(喜劇)探偵と評したらしい。 この小説は1947年に書かれている。本編とはいっさい関係ないけど、通信講座ってわりと昔から存在していたんだな。
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通信講座で探偵術を教わる運転手モーランと、探偵通信教育学校の主任警部による往復書簡形式ミステリー短篇集。見当違い連発なのに、なぜか運よく事件が解決。個人的には、一応プロな主任警部が、調子に乗りぎみのモーランに一泡吹かせた『指紋の専門家』の回と、ミセス・マクレイがちゃんと謎解きして...
通信講座で探偵術を教わる運転手モーランと、探偵通信教育学校の主任警部による往復書簡形式ミステリー短篇集。見当違い連発なのに、なぜか運よく事件が解決。個人的には、一応プロな主任警部が、調子に乗りぎみのモーランに一泡吹かせた『指紋の専門家』の回と、ミセス・マクレイがちゃんと謎解きしてくれる補講の回がお気に入り。どの話も安心して読めました。
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結構古いんだよね、これも。 通信教育で探偵講座うけてるコマヌケさんのお話。 アホの子のくせになんか、美味しい思いして、 事件解決。 多分、イギリスで連ドラになってる、うん。
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