商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/12/09 |
JAN | 9784163907703 |
- 書籍
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飼う人
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飼う人
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商品レビュー
3.3
15件のお客様レビュー
久しぶりに手にした柳 美里さん 「イボタガ」「ウーパールーパー」「イエアメガエル」「ツマグロヒョウモン」 これら4編が収録された連作短編集 「飼う」とは言っても犬、猫の類ではなく特殊な生き物達です。 生き物の特殊さとは真逆で描かれているのはどこにでもに存在していそうな 普通...
久しぶりに手にした柳 美里さん 「イボタガ」「ウーパールーパー」「イエアメガエル」「ツマグロヒョウモン」 これら4編が収録された連作短編集 「飼う」とは言っても犬、猫の類ではなく特殊な生き物達です。 生き物の特殊さとは真逆で描かれているのはどこにでもに存在していそうな 普通の人々でその日常生活もリアルに描かれています。 1話と4話は対になっていてそれぞれ妻からの目線、夫からの目線で 思いが語られて行きます。 全体的に気怠い空気が流れていて、でもこれってあるよね、と共感する場面も出て来ます。 少し不思議で感覚的な小説になっていて惹かれる人は凄く好きな作品かも知れません。
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イボタガの幼虫、ウーパールーパー、イエアメガエル、ツマグロヒョウモン。それぞれ救いがないのだけれど、イエアメガエルを画像検索したらとても可愛らしい姿形だった。イエアメガエルだったら飼いたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ペットを飼うという切り口の本は読んだことがなかったので興味をもって読み始めるが、4編それぞれ救いがなく、憂鬱な気分になる一冊。一冊目を読んでいるときにすでに投げ出したい気分に。逆に早く手放したくなり一気に読んだ。このような本の需要はあるのだろうか。それぞれのストーリーにおいて主人公たちが飼うことは必ずしも必然ではないなぁ、と読んでいる間中考えてしまった。 各編で出てくる状況描写は作者らしく、特に除染の仕事など、詳しい取材によるものでしょうけど、不必要に長すぎて読むのが面倒に。
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