商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2017/09/01 |
JAN | 9784309026084 |
- 書籍
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池澤夏樹、文学全集を編む
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池澤夏樹、文学全集を編む
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
(2024/04/30 3h) たくさんのひとが関わったとてつもない情熱が、ドキュメンタリー仕立てで一冊に詰まっている。 こうしてひとつの作品の成り立ちを見られるのは嬉しい。わくわくした。 惜しむらくは、本全集の刊行をリアルタイムで見守るという楽しみを逃したこと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全集に収められているカフカ『失踪者』について木下古栗が書いた「迸る書記」のみ読了。 カフカは『失踪者』について、「ディケンズの模倣」と日記に記している。『失踪者』や『審判』、『城』といった作品は、主人公が新しい出会いや環境に放り込まれ、慣れかけたところで、また別の出会い、別の環境に放り込まれ、安定を得ることはない。しかし、『失踪者』はほかの二作と違って妙な明るさがあり、その背後に空虚感が潜んでいる。カフカが指摘するディケンズの「感情の溢れでる手法の背後にひそむ感情のなさ」と共通している。 池澤夏樹は世界文学、日本文学の全集をそれぞれ三十冊編集しているが、世界文学は主に戦後の二十世紀から選ばれているのが目を引く。 日本文学では、古典作品は現在活躍している小説家に現代語訳を依頼しているのもポイント。
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2022.6.19市立図書館 ざっと読み。池澤さんへのインタビューや編集者との対談など。斎藤美奈子の文学全集刊行史がおもしろかった。河出書房が昔からいかに文学全集大好きな出版社だったかよくわかった。日本文学全集は興味のあるのは借りて読み、とくに大事なもの(「日本語のために」など)...
2022.6.19市立図書館 ざっと読み。池澤さんへのインタビューや編集者との対談など。斎藤美奈子の文学全集刊行史がおもしろかった。河出書房が昔からいかに文学全集大好きな出版社だったかよくわかった。日本文学全集は興味のあるのは借りて読み、とくに大事なもの(「日本語のために」など)は手元においている一方で、世界文学全集の方はまったく手を出していないが、これから少しずつ読んでいけるといいなと思う。
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