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食は「県民性」では語れない 角川新書
902円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/08/10 |
JAN | 9784040821429 |
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食は「県民性」では語れない
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食は「県民性」では語れない
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
食における地域性は藩によるもの、物流や人的交流の範囲によるもの、地形によるもの、産業によるものがあるのは知っていたけども国替えにより飛び地が形成されるというのは盲点だったので驚き 家計支出額といった統計資料からの考察や、実地調査に基づくものなど、古今東西の研究があって面白い
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日本の食文化について、著者が日本中を巡った経験をもとに考察する。 日本の食文化は多種多様で、テレビ番組でやっているような単純な県民性だけで区分できるようなものではない。それぞれの料理の歴史を追っていくと、食文化の成立の経緯がわかる。テーマは、食に纏わる要素~藩、肉の食習慣、地域性...
日本の食文化について、著者が日本中を巡った経験をもとに考察する。 日本の食文化は多種多様で、テレビ番組でやっているような単純な県民性だけで区分できるようなものではない。それぞれの料理の歴史を追っていくと、食文化の成立の経緯がわかる。テーマは、食に纏わる要素~藩、肉の食習慣、地域性、産業、麺、海産物、家計調査、雑煮の検証など。食文化を長年取材した著者の独自の視点で、文献や体験を基に考察されていて大変面白かった。 蘊蓄も多くて楽しい読み物になっている。 特に著者の出身地である九州北部の料理についての記述も多く、自分の居住地に近いこともあって親近感がもてた。 お店で出された料理がどのようなものなのか、由来を考えながら食べる。そういう楽しみ方のヒントになる本だ。
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こないだの『藩民性』が 食文化にも影響してるのね〜。 言葉と一緒で 都で流行ったものが同心円的に広まり 端と端で消えずに残っていたり。 藩替えになったお殿様が 故郷の味だけは持って行きたかったのも わかる気がするなぁ。 確かに旅先でいろいろ食べていると 結局は「県民性」というよ...
こないだの『藩民性』が 食文化にも影響してるのね〜。 言葉と一緒で 都で流行ったものが同心円的に広まり 端と端で消えずに残っていたり。 藩替えになったお殿様が 故郷の味だけは持って行きたかったのも わかる気がするなぁ。 確かに旅先でいろいろ食べていると 結局は「県民性」というより 自分の舌が好むかどうかだと 思えてきたわ。 関西人だから関西の食べものが 全部好きかって言われると そうでもないし、逆も真なり。 津々浦々でおいしいものが食べられる 日本列島は、なが〜くて嬉しいよ。
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