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夜また夜の深い夜 幻冬舎文庫
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夜また夜の深い夜 幻冬舎文庫

桐野夏生(著者)

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夜また夜の深い夜 幻冬舎文庫

759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2017/08/04
JAN 9784344426368

夜また夜の深い夜

¥759

商品レビュー

3.7

27件のお客様レビュー

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2024/10/09

国籍のないマイコの自らの道を選んでいく姿が潔い。同調圧力に弱い人でいいの?と耳元で囁かれたような気持ち。

Posted by ブクログ

2024/09/22

〈私は何者? 私の居場所は、どこかにあるの? 魂の疾走を描き切った、苛烈な現代サバイバル小説〉   すごい小説だったけれど、ちょっと引いてしまった あまりにすごすぎて 国籍もIDもなく、自分のルーツも分からないマイコ 手紙を出す相手七海さんのモデルは重信メイ 先日彼女の「秘密...

〈私は何者? 私の居場所は、どこかにあるの? 魂の疾走を描き切った、苛烈な現代サバイバル小説〉   すごい小説だったけれど、ちょっと引いてしまった あまりにすごすぎて 国籍もIDもなく、自分のルーツも分からないマイコ 手紙を出す相手七海さんのモデルは重信メイ 先日彼女の「秘密」を読んだばかり スラム、内戦、新興宗教 この世のまさに地獄 そこを生き抜いてきた少女との出会い 母の秘密 ラストは少しシチリアの光? うん? これでいいのか??? ≪ 日本って ファジーな人には 冷たいの ≫

Posted by ブクログ

2024/01/24

主人公のマイコは18歳の日本人。生まれた時から母親と2人暮らしで、アジアやヨーロッパの都市を転々としており、学校にもまともにも行っていない。現在はナポリの貧困地区に暮らしている。母親は何かから逃げているようであり、身元が判明することを極端に恐れている。自身は整形手術を繰り返し、容...

主人公のマイコは18歳の日本人。生まれた時から母親と2人暮らしで、アジアやヨーロッパの都市を転々としており、学校にもまともにも行っていない。現在はナポリの貧困地区に暮らしている。母親は何かから逃げているようであり、身元が判明することを極端に恐れている。自身は整形手術を繰り返し、容姿さえ変えながら、あちこちを転々としている。マイコから足がつくことを怖れ、マイコは国籍もIDも持たせてもらえない。 マイコはそのような暮らしに不満を抱きながらも、母親の言いつけを守りながらナポリで暮していたが、ひょんなことから日本の漫画を置く、MANGA CAFEに入り浸るようになり、漫画に熱中すると同時にカフェの主人のシュンに惹かれる。そして、マイコはある日、母親の元から逃走し、難民の少女たち、エリスとアナと行動を共にするようになる。そこから、息をつかせぬ感じで物語は走り始める。 テンポの良いストーリー展開で面白く読んだが、物語の骨子は、さほど意外性に富むものではなく、また、物語の最後はバタバタとまとめた感が強かった。桐野夏生は好きな作家であるが、彼女の作品の中では、好みの上位に来るものではなかった。

Posted by ブクログ

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