商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/07/21 |
JAN | 9784122064355 |
- 書籍
- 文庫
人形作家
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人形作家
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
母に翻弄された少年時代、状況劇場での活躍、澁澤龍?との親交。観る人を甘美な世界に引きずり込む天才人形作家が綴る波瀾万丈の半生記。〈解説〉嵐山光三郎
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図書館で何気なく借りた本。 アングラ文化を知る上でとても勉強になりました。 そして四谷シモンさんの半生を知り、あの不思議なお人形の誕生も知ることができました。 ぬいぐるみや人形が大好きな私としてはシモンさんの教室に通おうかと本気で検討しているところです。 これは書店で買い直そうと...
図書館で何気なく借りた本。 アングラ文化を知る上でとても勉強になりました。 そして四谷シモンさんの半生を知り、あの不思議なお人形の誕生も知ることができました。 ぬいぐるみや人形が大好きな私としてはシモンさんの教室に通おうかと本気で検討しているところです。 これは書店で買い直そうと思います。
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人形作家として知られる四谷シモンの半生を、嵐山光三郎が二年半を費やした聞き書きから構成された自伝。 それが最近、中公文庫として生まれ変わった。 (中央公論新社はまた、貴重な文化財を世に残す事に多大なる貢献を果たしたと言える。) 男を渡り歩くストリッパーの母、音楽的才能に恵まれた...
人形作家として知られる四谷シモンの半生を、嵐山光三郎が二年半を費やした聞き書きから構成された自伝。 それが最近、中公文庫として生まれ変わった。 (中央公論新社はまた、貴重な文化財を世に残す事に多大なる貢献を果たしたと言える。) 男を渡り歩くストリッパーの母、音楽的才能に恵まれた生き別れの父、ロカビリー歌手としてのデビュー、状況劇場で女形として熱狂的とも言える人気を博した時代、人形作家として生きてきた人生、そしてこれから歩んでいく道… 本書でしか知る事の出来ない事柄が惜しみ無く語られ、人形のカラー写真も散りばめられている、とても貴重な資料だ。 著者を取り巻く人々は目を見張る程豪華で、1960〜70年代辺りのアングラ文化を愛する者にも読まれるべき一冊である。 名前を挙げる事は切りが無いので控えるが、著者しか知り得ない彼等がページの上で生きていて、感動せずには居られなかった。 それは文字を追うのみで十分に伝わってくる、著者の興奮した語り口に拠る。 Twitter上でも同じ事が言えるが、彼は当時の事をいつでも青年に戻り語る事が出来るのだ。 お陰で、死者達が暴れまくる様子が、可笑しくて堪らない。 出自、アングラ劇団に所属していた事をも知る以前に四谷シモンの人形に惚れてしまった私は、彼と同時代に生きられている事に改めて感謝をした。 あぁ…四谷シモンが死んだら、ショックだろうなぁ。 <Impressive Sentences> 僕は同じものを繰り返し作ることが苦手です。 自分に対してクエスチョンが無いということに耐えられないのです。
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