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日本の夜の公共圏 スナック研究序説
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日本の夜の公共圏 スナック研究序説

谷口功一(著者), スナック研究会(著者)

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日本の夜の公共圏 スナック研究序説

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2017/06/01
JAN 9784560095478

日本の夜の公共圏

¥2,090

商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2023/10/13

 いつも聴いているpodcastの番組に著者の谷口功一さんがゲスト出演していて、「日本の水商売ー法哲学者、夜の街を歩く」という近著の紹介をされたのですが、その際、本書についても触れられました。  こちらの方が先行して世に出た著作で、「サントリー文化財団」が助成金を出した際に話題に...

 いつも聴いているpodcastの番組に著者の谷口功一さんがゲスト出演していて、「日本の水商売ー法哲学者、夜の街を歩く」という近著の紹介をされたのですが、その際、本書についても触れられました。  こちらの方が先行して世に出た著作で、「サントリー文化財団」が助成金を出した際に話題になった法学・政治学・行政学などの専門家・教授陣による多角的な考察とのことで興味を持ちました。  各執筆者が自身の専門領域を基点に自由に論考を拡げているので、様々な切り口からの思いも寄らぬ気づきが得られました。なかなか面白い試みの著作ですね。

Posted by ブクログ

2020/03/03

・日本のカフェの歴史と純喫茶の違いに関する言及が面白い。フランスのいわゆる文化カフェと、日本のカフェって全く別物。初期の日本のカフェは、もともとかなり安い給料だったそうで、チップをいかにもらうかが要だったと。そのために風俗としての側面が強かったらしい。風呂場のあるカフェまであった...

・日本のカフェの歴史と純喫茶の違いに関する言及が面白い。フランスのいわゆる文化カフェと、日本のカフェって全く別物。初期の日本のカフェは、もともとかなり安い給料だったそうで、チップをいかにもらうかが要だったと。そのために風俗としての側面が強かったらしい。風呂場のあるカフェまであったというから驚き……だけど時代背景とともに書かれていて妙に納得。純喫茶に対し、カフェは特殊喫茶、という位置付けだったそうな。 ・スナックの原型はカフェ(特殊喫茶)。カフェに対する取り締まりが厳しくなり、そこからスナックが広がっていった。 ・スナックがお酒を飲むための場所ではなく、コミュニティとして機能しているという点にめちゃくちゃ未来を感じた。ある種SNSと近く、同じ共通言語を持った人たちが集う場所。「同じ地域に属している」という人たちが集えるわけで、一人で言ってもその場に溶け込めるのが特徴ともいえる。 ・バー:終夜営業可能、お酒を提供する ・スナック: 終夜営業は不可、お酒以外の軽食(スナック)も出す cf. 芸術サロンを作るための情報収集として

Posted by ブクログ

2019/08/29

6/21はスナックの日 日本に十万軒以上もあると言われるスナック、「夜の公共圏」。 驚きの研究成果が一冊に!

Posted by ブクログ

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