商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2017/06/16 |
JAN | 9784800272034 |
- 書籍
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奇跡の澤井珈琲
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奇跡の澤井珈琲
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
1.経営者の自叙伝を読み漁りたくて、自分が好きな商品に絞って考えていた時にこの本にたどり着きました。 2.卸売りだけではなく、ECサイトを利用し、「澤井珈琲」を全国に普及させるために努力してきた物語です。著者自身パソコンが得意なわけではないため、人よりも努力したからこそ、12...
1.経営者の自叙伝を読み漁りたくて、自分が好きな商品に絞って考えていた時にこの本にたどり着きました。 2.卸売りだけではなく、ECサイトを利用し、「澤井珈琲」を全国に普及させるために努力してきた物語です。著者自身パソコンが得意なわけではないため、人よりも努力したからこそ、12冠を達成できています。 ECサイトに力を入れ始めてから急激に年商が上がり、500万円だったのが1500万円を突破していきます。しかし、突破したときに陥る問題点にぶち当たり、苦悩が絶えない現状にあらがう姿が鮮明に描かれています。スタッフとの関係性やCVR分析といった新しい課題に次々と立ち向かっていく姿は見習わなくてはなりません 3.ECビジネスをしたことがない自分でもどれだけ大変なことなのかがよくわかりました。 お客さんの顔が見えないからこそ、考える力が必要になってくる。店舗ビジネスであれば、お客さんの反応が目に見えてわかるので、次の対応策が出やすいですが、ECサイトは違います。データの結果と顧客の反応を予想したうえで導き出さなくてはならないため、違った苦労があるのだと思いました。 ここで、今の企業に足りないと思ったことは、手を出してみることです。著者はECサイトが確実に成功するとは思わず、全力でやった結果が今の結果に繋がっていると述べています。変に食わず嫌いをしすぎてしまう日本人は反省すべき点ですし、直さない限り、外資につぶされる未来が待っていると思うと、怖い将来が待っている思いました。
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著者は創業者ではなく、2代目。創業当時からの苦労や不条理、澤井珈琲入社から現在までのエピソードがまとめられている。ビジネス書的な要素は非常に少なく、あくまで澤井珈琲のこれまでをまとめた本。 起業家になる方というのは、やはり「普通」でいけないのだろう。非常に個性的である意味偏向であると感じた。内容の端々にこれまで澤井珈琲や創業者一家にネガティブな対応をした人間のエピソードが記されていて、ご苦労があったのだろうと感じた。 特に印象に残ったのは2代目が就業されたとき、就業先店舗の社員3人が即日退職した話やネットショップ立ち上げ時にリソース補強した人員の短期間での退社などのエピソード。社員個人の資質に依存するものなのか、それとも会社側の問題なのかはわからないが(もしかすると鳥取というロケーションにも関連するのかも)、いずれにしろ短期間でのイレギュラーな退職が起こるということはなにかあるのだろう。社員の話も少なく、やはり家族経営のワンマン要素が強いのかとうがった見方をしてしまった。うまく言葉にできないが、全体にネガティブな印象を受けてしまった。澤井珈琲のリピートはやめようとおもう。
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ECサイトで数々の賞を受賞する珈琲ショップを展開する澤井珈琲の取締役澤井理憲氏が同社での取り組みや珈琲へのこだわりを書いた一冊。 家業であった珈琲店で働き、楽天市場を中心にECサイトでの事業展開をし、幾多の苦難を乗り越え今やECの珈琲業界では第一線の地位にまで登り詰めた著者のこ...
ECサイトで数々の賞を受賞する珈琲ショップを展開する澤井珈琲の取締役澤井理憲氏が同社での取り組みや珈琲へのこだわりを書いた一冊。 家業であった珈琲店で働き、楽天市場を中心にECサイトでの事業展開をし、幾多の苦難を乗り越え今やECの珈琲業界では第一線の地位にまで登り詰めた著者のこだわりを本書で知ることができました。 また、珈琲の淹れ方や豆の種類についても書かれており勉強になりました。 値段で妥協することなく、常に顧客を大事にする姿勢や顧客を飽きさせないサービス精神は顔の見えないECサイトを運営するうえで非常に大事なものだと読んでいて感じました。 本書を読んで、東京へ進出したり製菓メーカーとコラボ商品を発売したりと同社の未来が広がっていく姿を目の当たりにし、鳥取初の全国規模の企業へと成長していく今後が楽しみになる一冊でした。
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