商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/03/15 |
JAN | 9784062936255 |
- 書籍
- 文庫
室町耽美抄 花鏡
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室町耽美抄 花鏡
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
現代まで受け継がれる日本の伝統文化である、能と禅、そして茶道の黎明期を、それぞれの道の開拓者の数奇な人生、そして運命的な交わりを通して描いた一冊。
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久しぶりに「これは、面白い!」と思える大ヒット作。 「世阿弥」→「金春禅竹」→「一休宗純」→「村田珠光」と室町時代の一大文化を作り上げた偉人を小説仕立てで紹介。それぞれが少しずつ時代的、文化的なオーバーラップをしている様子が本当に面白い! 前半2人は「能」の体系を作り上げた偉...
久しぶりに「これは、面白い!」と思える大ヒット作。 「世阿弥」→「金春禅竹」→「一休宗純」→「村田珠光」と室町時代の一大文化を作り上げた偉人を小説仕立てで紹介。それぞれが少しずつ時代的、文化的なオーバーラップをしている様子が本当に面白い! 前半2人は「能」の体系を作り上げた偉人ですが、世阿弥が書き上げた能の秘伝書「風姿花伝」を読んだ後だったから、本当に「なるほど!」と思うことが山ほどありました。 時代背景が分かっていると、こういう歴史小説はグッと没入感が増していいものです。おそらく「茶道」をしているから、なおのこと室町時代の文化に興味を惹かれるのでしょうね。
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“室町時代。能楽師・世阿弥元清は齢十二で才能と美貌を将軍・足利義満に見初められ、寵愛を後ろ盾に能楽を完成させていく。しかし義満の死後、彼の運命は暗転する……。その他、世阿弥が奥義書を託した金春禅竹。純禅を追求した一休宗純。侘茶の祖・村田珠光、美に取り憑かれた四人の男たちを描く傑作...
“室町時代。能楽師・世阿弥元清は齢十二で才能と美貌を将軍・足利義満に見初められ、寵愛を後ろ盾に能楽を完成させていく。しかし義満の死後、彼の運命は暗転する……。その他、世阿弥が奥義書を託した金春禅竹。純禅を追求した一休宗純。侘茶の祖・村田珠光、美に取り憑かれた四人の男たちを描く傑作歴史小説。”ー裏表紙より。 ◇風花 世阿弥元清 ◇花鏡 金春禅竹 ◇闇鴉 一休宗純 ◇詫茶 村田珠光 茶道を嗜むリエsanから借読。 世阿弥も金春禅竹も、一休宗純も村田珠光も、ほぼ名前のみしか知らなかったけど…四人を語る四つの短編が微妙に繋がっていて、理解しやすかったです。世阿弥について、一休について、他の物語も読んでみたい。 あまり詳しくなかった室町時代にも興味がわきました。
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