商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2017/02/16 |
JAN | 9784575519693 |
- 書籍
- 文庫
ばんちゃんがいた
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ばんちゃんがいた
¥611
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
読み終わって見る表紙の切なさよ。。。 ばんちゃん、きみがどんな大人になって、どんな人生を送るのか、わたしも知りたかった。
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さえないデブのばんちゃん。 2編のうちの1編は、ばんちゃんの不慮の死がきっかけでクラスで誰とも話をしなくなった元人気者のの男子の心象風景主体。 もう1編はその10年後ばんちゃんのクラスメイトの美少女が、高級クラブのホステスとして働き、蔑んでいたばんちゃんの事を思い出す話。 インタ...
さえないデブのばんちゃん。 2編のうちの1編は、ばんちゃんの不慮の死がきっかけでクラスで誰とも話をしなくなった元人気者のの男子の心象風景主体。 もう1編はその10年後ばんちゃんのクラスメイトの美少女が、高級クラブのホステスとして働き、蔑んでいたばんちゃんの事を思い出す話。 インターネット掲示板での心無い書き込みがどちらも物語の核になっています。自分の時にインターネットなくてよかったと心の底から思います。 自分の悪口が書いてあるのなんて見たら、多感な時期ならもう学校なんて行かないと思う。書く方は軽く書くけれど見た方は居たたまれない・・・。 ばんちゃんが実は中身の詰まった男だったという事が時間差で分かってくるのですが、子供の頃なんて本当に表面的なことしか魅力として感知されない。脚が速いとモテるとかアホかって思います。チーターとでも付き合っとけと思います。 ばんちゃんみたいなクラスメイト居たなあ。馬鹿にされながらもみんなにくっついて回ったり、こづかれてもにやにや笑っているような・・・。そんな級友を見て自分も笑ったり、ホッとしたりしていたと思う。その頃の自分はきっと卑しい顔をしていたんだろうなと思うといたたまれないです。
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同級生の死。その事実に直面した二人の男女の当時と10年後の姿を描く中篇小説二編。 インターネットの世界は剥き出しの刃だ。ただでも生きにくい現実社会の上に、仮想社会の凶器が無防備な私たちを襲ってくる。そんな強敵から、「心」を守る手段をさりげなく教えてくれる小説だ。
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