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悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ 中公新書2386
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悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ 中公新書2386

岡本真一郎(著者)

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悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ 中公新書2386

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2016/07/01
JAN 9784121023865

悪意の心理学

¥990

商品レビュー

3.3

19件のお客様レビュー

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2023/11/29

心理学というよりは、言語表現と意味の考察の方が比重高いかな。 ま、セクハラで、人間の心ってのは案外自覚が難しくて、自分の行動で判断するところがあって、一旦拗れると、当時は「恋愛」だったのが、「やむなく」だったと自然に信じるとかはなるほどなあと思う。 世の中、巻き込まれたくなかっ...

心理学というよりは、言語表現と意味の考察の方が比重高いかな。 ま、セクハラで、人間の心ってのは案外自覚が難しくて、自分の行動で判断するところがあって、一旦拗れると、当時は「恋愛」だったのが、「やむなく」だったと自然に信じるとかはなるほどなあと思う。 世の中、巻き込まれたくなかったら関わらないことですな。 ヘイトスピーチって、定義上、マイナリティに向けられるもの、っていう政治用語だったのね。 だから、マジョリティに対しては、どんな罵詈雑言もヘイトスピーチではないのだ、という主張は正しい。 だが、それが言わんとしてることは、心の底から間違っている。 この本が述べている、「悪意」の一つに当てはまると思うのだけど。 後そのヘイトスピーチね。 具体的には日本にいる特定民族に対するものにかなりこだわっているが、批判を全て「差別」と一括りにしたがるのは思考停止ではないか。 「ネトウヨ」という言葉を安易に使って幅広く囲い込むのも「ヘイト」ではないかね。 14歳の若造が、マスコミは左翼界隈だ、というのを聞いて問題視するのはいいけども、新鮮な情報に触れると無批判にそれを信じ込むというのもいいけども、であれば真っさらな子供の頃から「教育」されて無批判に信じて来たことを再検証する必要ばないのかって思わないところも。 なんだかなあ。 と思った。 ちなみに、学会も「左翼」だと思われてますよ、「ネトウヨ」からは。 もう一つ言うと本来的には「左翼」って言葉に特段批判的な意味はないと思うんですけど。

Posted by ブクログ

2021/01/12

悪口に区分されるのはどういう言葉か、婉曲的な悪口とはどういうものか、悪口に使われる単語と地域の相関性、といった「語彙論的」なアプローチがメイン。 自分はタイトルの「悪意の心理学」の表記に惹かれて手に取ったため、やや期待とは異なるテーマであった。

Posted by ブクログ

2020/12/10

ニュースで紹介された政治家や実業家の発言を例にとって、日常的コミュニケーションの言葉から滲み出るダークサイド的ニュアンスを解説している。 意図的な悪意はもちろんのこと、「そんなつもりはなかった」というような非意図的な悪意あるいは誤解の生じる過程まで触れているので、大変参考になった...

ニュースで紹介された政治家や実業家の発言を例にとって、日常的コミュニケーションの言葉から滲み出るダークサイド的ニュアンスを解説している。 意図的な悪意はもちろんのこと、「そんなつもりはなかった」というような非意図的な悪意あるいは誤解の生じる過程まで触れているので、大変参考になった。 だが、「じゃあどうすれば円滑なコミュニケーションを図れるのか」と誰もが感じる素朴な疑問に対しては明確な答えがなく、「よく考えて行いましょう」的なまとめになっているのは残念(本文を読めばそれもやむを得ないとは思ったが…)

Posted by ブクログ

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