1,800円以上の注文で送料無料

芭蕉の風雅 あるいは虚と実について 筑摩選書
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

芭蕉の風雅 あるいは虚と実について 筑摩選書

長谷川櫂(著者)

追加する に追加する

芭蕉の風雅 あるいは虚と実について 筑摩選書

1,650

獲得ポイント15P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/10/01
JAN 9784480016270

芭蕉の風雅

¥1,650

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/02/09

芭蕉がめざした藝術は俳句ではなく、俳諧。その証拠ともいうべき歌仙(連歌)を読み解く。有名な俳句(発句)ではなく、去来・凡兆ら一門との歌仙の中で、脇・つぎ句の中に芭蕉の名を見るのは新鮮。歌仙は「座の文学」だそうで、共同作業として影響し合い融合し合い、言葉を紡ぎ織りだしていくもの。現...

芭蕉がめざした藝術は俳句ではなく、俳諧。その証拠ともいうべき歌仙(連歌)を読み解く。有名な俳句(発句)ではなく、去来・凡兆ら一門との歌仙の中で、脇・つぎ句の中に芭蕉の名を見るのは新鮮。歌仙は「座の文学」だそうで、共同作業として影響し合い融合し合い、言葉を紡ぎ織りだしていくもの。現実とは別に打ち立てたある意味でバーチャルな世界が風雅のようである。その代表的なものとして「奥の細道」市振の宿で出会った二人の遊女との出会いと別れが創作であると解題。有名な「古池や」は弟子の意見で其角が「山吹や」としたが、芭蕉が聞きいれなかったとの解説は面白く、2つを比較すると納得する!また芭蕉の名句が古典の詩歌を踏まえているということも風雅!

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品