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真昼の心中
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真昼の心中

坂東眞砂子(著者)

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真昼の心中

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2015/07/24
JAN 9784087716207

真昼の心中

¥1,650

商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2024/01/07

絶筆となった作品ではないけれど、これが最終出版というのは、坂東眞砂子にふさわしいと感じます。彼女が書く人物にとって生きるということは自分の体や心の底にうごめく欲求を認め、そして満たすことでした。それを赤裸々に表現しきった本作はフィナーレにふさわしい。

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2019/11/22

坂東眞砂子 著「真昼の心中」、2015.7発行。7つの短編が収録されています。尋常でない男女の愛や死が描かれています。本寿院の恋とタイトルにもなっている真昼の心中が印象深かったです。35歳本寿院の奔放な性癖、その対象となり恥辱を感じ切腹した元赤穂藩士伴野滝之進。心中して失敗し素っ...

坂東眞砂子 著「真昼の心中」、2015.7発行。7つの短編が収録されています。尋常でない男女の愛や死が描かれています。本寿院の恋とタイトルにもなっている真昼の心中が印象深かったです。35歳本寿院の奔放な性癖、その対象となり恥辱を感じ切腹した元赤穂藩士伴野滝之進。心中して失敗し素っ裸で縛られ3日間晒されるより、亭主を殺し市中引廻しの上打ち首獄門(死装束を着て裸ではない)を選んだ娘。

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2018/11/11

初出 2011〜14年「小説すばる」の7話で、2018年文庫化 八百屋お七、伊勢古市の遊女おこん、大奥の絵島といった有名どころの他、二人の夫を殺したおるい、尾張藩主未亡人の本寿院、入り婿の夫を殺そうとした美貌のお熊、紀州藩付け家老の娘で将軍の側室となったお廣。女性の性欲が否定さ...

初出 2011〜14年「小説すばる」の7話で、2018年文庫化 八百屋お七、伊勢古市の遊女おこん、大奥の絵島といった有名どころの他、二人の夫を殺したおるい、尾張藩主未亡人の本寿院、入り婿の夫を殺そうとした美貌のお熊、紀州藩付け家老の娘で将軍の側室となったお廣。女性の性欲が否定された時代に、自分の恋や性欲にまっすぐだった坂東眞砂子ワールドの女性たち。 尾張藩主未亡人の本寿院の話で、尾張藩に抱えられて本寿院の「犬」になっていたた若い赤穂浪人が、討ち入りの早朝駆けつけるのが小説っぽくてよかった。

Posted by ブクログ

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