商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2015/05/01 |
JAN | 9784560084359 |
- 書籍
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第二次世界大戦1939-45(上)
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第二次世界大戦1939-45(上)
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
淡々と丁寧に第二次世界大戦のはじまりから描写されていく。ドイツの戦争の始め方、ポーランド侵攻、フランス、イギリス、ロシアへと戦争を拡大していく様は狂気だ。並行して日本は満州を舞台にロシア、中国と戦い、やがて真珠湾攻撃へと向かう。2度と戦争を繰り返さないためにも第二次世界大戦を知る...
淡々と丁寧に第二次世界大戦のはじまりから描写されていく。ドイツの戦争の始め方、ポーランド侵攻、フランス、イギリス、ロシアへと戦争を拡大していく様は狂気だ。並行して日本は満州を舞台にロシア、中国と戦い、やがて真珠湾攻撃へと向かう。2度と戦争を繰り返さないためにも第二次世界大戦を知る必要がある。読み応え満載です。
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その分厚さ(上中下の上だけ)で圧倒されたがエピローグのストーリーを読むだけで引き込まれて一気に読み切る。数ある名文の中から、最も恐ろしく感じた部分→「最終的解決」の発動がいつ決定されたのかはさまざまな歴史家が読み解こうとしたが不可能だった。一つの民族を絶滅させるというこの運動は、...
その分厚さ(上中下の上だけ)で圧倒されたがエピローグのストーリーを読むだけで引き込まれて一気に読み切る。数ある名文の中から、最も恐ろしく感じた部分→「最終的解決」の発動がいつ決定されたのかはさまざまな歴史家が読み解こうとしたが不可能だった。一つの民族を絶滅させるというこの運動は、国家のトップからの記録に残らない形での奨励によるものではあったけれど、同時にそれはさまざまな殺戮集団がそれぞれの現場において行った実験や、互いに統制の取れていない試行錯誤を経ながら徐々に形成されたものだからだ。 ドイツ陸軍の「訓令戦術」も将軍が降りてくるのは大方針でそれらを現場の指揮官が臨機応変に任務化し実践に活かすからこそ組織は有機体として動ける。
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ナチス・ドイツのポーランド侵攻から始まる第二次大戦の記録。上巻はモスクワの戦いと日本の南方進出まで。指導者(ヒトラー、ムッソリーニ、ルーズベルト、チャーチル)など、主要な登場人物はもちろんだが、軍幹部クラスや政治家などの言動まで非常に細かくリアルに描かれていて、ページ数は膨大なの...
ナチス・ドイツのポーランド侵攻から始まる第二次大戦の記録。上巻はモスクワの戦いと日本の南方進出まで。指導者(ヒトラー、ムッソリーニ、ルーズベルト、チャーチル)など、主要な登場人物はもちろんだが、軍幹部クラスや政治家などの言動まで非常に細かくリアルに描かれていて、ページ数は膨大なのだが読み飛ばせない魅力がある。日本とアジアの関わりはよく読んだが、欧州戦線は未読だったので非常に面白い。枢軸国と連合国の戦いというのはあまりに複雑で人間臭い事実がそこにはある。
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