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神なき宗教 「自由」と「平等」をいかに守るか
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神なき宗教 「自由」と「平等」をいかに守るか

ロナルド・ドゥオーキン(著者), 森村進(訳者)

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神なき宗教 「自由」と「平等」をいかに守るか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2014/10/25
JAN 9784480847256

神なき宗教

¥2,310

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2016/04/25

著者の言う「宗教的無神論」という立場はよくわかる気が するし、私の立ち位置もその辺りであると思う。だが所々で 見受けられる著者の個人的直感によるのではないかと思わ れる断言、「ヌミノーゼ的経験(非理性的で深く感情を揺さ ぶる何物かを感ずるという経験)は、進化上の利益や何か 深い心...

著者の言う「宗教的無神論」という立場はよくわかる気が するし、私の立ち位置もその辺りであると思う。だが所々で 見受けられる著者の個人的直感によるのではないかと思わ れる断言、「ヌミノーゼ的経験(非理性的で深く感情を揺さ ぶる何物かを感ずるという経験)は、進化上の利益や何か 深い心理学的必要性によって起源と内容が説明できるような 感情的経験にすぎないものではない。」であるとか、「宇宙 の説明については終わりが無く無限後退を受け入れなければ ならないとすると、美はもはや皮一枚の厚さしかないものに なってしまう」などについては、かなり引っかかるもので あった。宗教的経験すら脳科学によって説明できる可能性は 0ではないと思う。仏教や神道、年中行事になってしまった 宗教的慣行について全く触れられていないことも含めて、 やや物足りない印象だった。まぁこちらが理解し切れて いないという可能性も無くは無いのだが(苦笑)。

Posted by ブクログ

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