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愛の裏側は闇(Ⅰ)
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愛の裏側は闇(Ⅰ)

ラフィク・シャミ(著者), 酒寄進一(訳者)

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愛の裏側は闇(Ⅰ)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2014/08/01
JAN 9784488010324

愛の裏側は闇(Ⅰ)

¥2,420

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2019/10/27

これまた濃厚。2、3と続く。最初は「しまった、読みきれるか、頭に入ってくるのか?」と危惧。シリア出身の作者はのちにドイツに亡命。なので訳者は酒寄さんだが、内容はどっぷり中東。本拠地は首都ダマスカスだが、避暑地としてマーラ村という場所で、主に2つの家族を巡って血生臭い争いが起きてる...

これまた濃厚。2、3と続く。最初は「しまった、読みきれるか、頭に入ってくるのか?」と危惧。シリア出身の作者はのちにドイツに亡命。なので訳者は酒寄さんだが、内容はどっぷり中東。本拠地は首都ダマスカスだが、避暑地としてマーラ村という場所で、主に2つの家族を巡って血生臭い争いが起きてる。あんまりアラブ人の気質ってよくわからないが、頑固で融通きかない印象。未だ周辺の国と争ってたり、武装して戦ってたり。でもやっぱそこには日本人にはない、民族への誇りがあるんだよね。しかも譲れないから喧嘩しちゃう。

Posted by ブクログ

2014/08/30

シリアを舞台にした大河小説の第1巻。 翻訳が酒寄進一で不思議に思っていたのだが、シリアからドイツに亡命し、ドイツ語で創作を行っている人物らしい。 短い断章を繋げて行く構成で次々と視点が入れ替わるので最初は混乱するが、家系図があるので読むのにさほど苦労はしない。 イスラム圏におけ...

シリアを舞台にした大河小説の第1巻。 翻訳が酒寄進一で不思議に思っていたのだが、シリアからドイツに亡命し、ドイツ語で創作を行っている人物らしい。 短い断章を繋げて行く構成で次々と視点が入れ替わるので最初は混乱するが、家系図があるので読むのにさほど苦労はしない。 イスラム圏におけるキリスト教徒の生活は文化人類学的な意味でも、宗教学的な意味でも興味深い題材。宗教的な対立、一族同士の対立など、様々な問題が描かれており、とっつきにくいかと思ったがそうでもなかったのは嬉しい誤算だった。 2巻が楽しみ。

Posted by ブクログ

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