蜂に魅かれた容疑者 警視庁総務部動植物管理係

大倉崇裕(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2014/07/01
• JAN: 9784062190268

商品レビュー

2024/08/20

いや〜長かった…
1巻まるまる蜂に関わる事件の長編物だった。
蜂にまつわる事件がいくつか出てきて、関係ないと思われた事件と繋がっていって…って感じ。
薄さんが話脱線するのが善し悪しかなーと思わないでもないけど、相変わらずの知識量と、今回はフットワークや体力面でも驚かされる感じでした、感服。
出てくる人たちにイライラしたりもするけど、とにかく須藤さんに感情移入しちゃうし、田之倉さんもいい人だったし、むしろこの感情の揺さぶられも人間らしいのかしらねぇ〜。犯人が誰とかよぉ分からんかったから、犯人を追い詰める？ところとかはスカッとしましたんよฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

2024/04/25

今回は長編。
前作のように容疑者のペットの世話をするということで派遣されたわけではなく、蜂が絡んでいる事件だか事故だかわからないことの捜査？調査？に駆り出される凸凹コンビ。
個人的には、虫より動物の話がよかったな。蜂、怖い。

長編で先が気になってどんどん読めたし、なかなか面白かった。蜂を使ったテロなんて、ぞっとする。

薄ちゃんが意外に鋭い推理力を発揮していて、頼もしい。脇役の弘子さんも大活躍。
そして二人を助けてくれる田之倉刑事が、なかなか好感度高い人物で、これからも出てきてくれるといいなと期待。

2023/01/12

　宗教法人「ギヤマンの鐘」の捜査を進める警視庁刑事部。　激しい交戦が続く中、捜査管理官が凶弾に倒れてしまう。　捜査一課が浮足立ち、色めきだった雰囲気が広がるも総務部の生き物係は蚊帳の外。　そんな中スズメバチを使った事件が相次ぎ捜査にあたる生き物係、蜂を扱う犯人の狙いは？　教団との関連性は？

総務部動植物管理係シリーズの２作目。　スズメバチを扱う犯人と怪しげな教団に総務部のコンビが立ちはだかります。
もう薄圭子ちゃんと須藤警部の仲が可愛すぎて面白すぎる！！　壮大な謀略と意外な犯人、薄圭子ちゃんの長所を生かした推理と見所多しです。