- 新品
- 書籍
- 書籍
宇宙はなぜこのような形なのか 角川EPUB選書009
1,540円
獲得ポイント14P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/04/10 |
JAN | 9784040800097 |
- 書籍
- 書籍
宇宙はなぜこのような形なのか
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
宇宙はなぜこのような形なのか
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
NHKのBSで今も放送されている「コズミックフロント」(今は「コズミックフロントNEXT」という後継番組)。私のような素人に対しても、分かりやすく宇宙のアレコレを紹介してくれる、好きな番組の一つです。 それを、そのまま書籍にしたような感じです。 色々な宇宙に関するトピックを紹...
NHKのBSで今も放送されている「コズミックフロント」(今は「コズミックフロントNEXT」という後継番組)。私のような素人に対しても、分かりやすく宇宙のアレコレを紹介してくれる、好きな番組の一つです。 それを、そのまま書籍にしたような感じです。 色々な宇宙に関するトピックを紹介しています。 インフレーション、ダークマター、パルサー、国際宇宙ステーション、スペースシャトル、マゼラン雲、銀河系の形、はやぶさ… それぞれが、番組そのままに、平易で分かりやすい。宇宙で起こっている現象も、それに挑む人類のドラマも、やっぱり面白いなあと思わせてくれる。一方で、分かりやすさを意識した結果、各トピック「もうちょっと突っ込んでほしいなあ」と物足りなく思うこともしばしば。 この本を入口に、気になったトピックを別の本で深めるといいかも、と思いました。
Posted by
こんな表題であるが「このような形」がどのような形であるかはあまり触れられていない気がする。 2011年から2013年にかけて放送されたNHK「コズミックフロント」から抜粋して最新の宇宙に関する知見を紹介する。番組自体は2015年まで続いていて、リニューアルして「コズミックフ...
こんな表題であるが「このような形」がどのような形であるかはあまり触れられていない気がする。 2011年から2013年にかけて放送されたNHK「コズミックフロント」から抜粋して最新の宇宙に関する知見を紹介する。番組自体は2015年まで続いていて、リニューアルして「コズミックフロントNEXT」として現在(2017年5月)も放送中である。 この番組自体は知らなかったのだけれど、ぱらぱらとめくって写真が多かったのが気に入って手に取った。この手の宇宙ものというのはやはり写真や図画があってナンボという感がある。何しろ類似のものを日常生活の中で見られないのだから、言葉や数式で説明されてもイメージできない。 一つ一つの話は別の本で読んだかなあというものも少なくないが、並びに非常に気を使っているようで、まとまっていて読みやすくわかりやすい。もちろん初耳だったものもいくつかあって、中でもマゼラン雲の話が面白かった。 マゼラン雲は太陽系を含む銀河系銀河とは別の銀河で、しかも銀河系銀河の重力圏にあるわけではないので、かつてどこか遠くから近づいてきて、現在たまたま近傍にいるだけで、やがてまたどこか遠くへ飛び去ってしまうのだという。やがて、といっても数十億年スケールらしいが、この広大な宇宙空間でそのようなランデブーの瞬間に我々の文明が存在しているという偶然がこの手の宇宙談話の中には沢山あって非常に楽しい。 そもそも我々生物の誕生自体が偶然がいくつも重なり合った上に成り立っているわけで、月とか土星の衛星とかに「条件は揃ってそうなのになんで生命生まれてないんだよ」などと詰め寄るのも大人気ない話である。 本書の中でも触れられているがとにかく天文学というのは毎年のように大きな発見がなされており、5年も経てば最新の知見も古びてしまう。そういうダイナミックさがまた魅力でもあり、無限に広がるフロンティアに挑む研究者の皆様には頭の下がる次第である。
Posted by
宇宙の曲率の話ではなく、NHKの「コズミックフロント」という番組の書籍化。最先端の天文学の解説ドキュメンタリーだが、それが100回以上も続いていることが近年の宇宙論の発展を示している。 一番興味深かったのがマゼラン雲の話。銀河系の伴銀河ではなく、マゼラニックストームを伴って銀河近...
宇宙の曲率の話ではなく、NHKの「コズミックフロント」という番組の書籍化。最先端の天文学の解説ドキュメンタリーだが、それが100回以上も続いていることが近年の宇宙論の発展を示している。 一番興味深かったのがマゼラン雲の話。銀河系の伴銀河ではなく、マゼラニックストームを伴って銀河近傍を通過中の、銀河系とは関係ない大規模星生成領域だということ。 本書は最新の科学的知見の紹介に注力してまとめてあるが、テレビ番組番組は開発者や失敗過程も描いているという。そちらも興味深い。
Posted by