万国博覧会の二十世紀 平凡社新書690

海野弘【著】

• 販売会社／発売会社: 平凡社
• 発売年月日: 2013/07/16
• JAN: 9784582856903

商品レビュー

2015/04/02

「世界の今を丸ごと映す鏡」として万博を扱った一冊。
水晶宮で有名なロンドン博は取り上げられていないが
パリ博、アメリカの複数の万博
ヨーロッパの都市での万博、大阪博あたりが
取り上げられていて興味深かった

特に「植民地博」、不況や戦争の影に怯えながらも
開催される1937年パリ博が興味深かった

あと1992年のスペイン博…
万博が盛り上がって盛り上がって盛り上がって
下火になってから開かれ奇跡的に成功した万博
五輪を開催しても成功させられるかも…

惜しいのは各万博の地図がなかったこと
北には○○があって～、南には～と書かれても
想像しづらかった

2014/07/31

1900年パリ博から、1925年パリ装飾美術博、1931年パリ植民地博などを経て、1970年大阪博まで。各章20ページ余なので、開催の経緯や特徴を整理するにとどまっているように思うが、基本的な情報を日本語で読めるのは助かる。