現代経済学の潮流(2013)

小川一夫, 神取道宏, 塩路悦朗, 芹澤成弘【編】

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社
• 発売年月日: 2013/07/08
• JAN: 9784492314388

商品レビュー

2014/01/23

日本の貧困動態と非正規労働者の正規雇用化：最低賃金と能力開発支援の経済効果　

孤立無業（SNEP）について：「社会生活基本調査」匿名データによる分析

企業合併の経済学：わが国の鉄鋼産業における経験を踏まえて
八幡製鉄、富士製鉄の合併（新日鐵）が投資を減らし、神戸製鋼の投資が増えた。非合併企業にとっても有益だった。
新日鐵住金の合併は、反対意見がなく承認された

市場競争は価格と利潤を低下させるのか
新規参入によって、現存企業の価格や利潤が上昇する可能性がある。
第一消費者群の間では価格競争が激しくなるが、第二消費者群で独占力を強める戦略にシフトすることで、高価格を維持できる。

電力自由化　「３０分３％同時同量」要求で、需要者が買う量と発電量が同じになる必要がある。送電線が公平に開放されていない。
新日鐵住金の発電能力は原発７基分、しかし外部には送電されない。