商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2013/04/03 |
JAN | 9784591134313 |
- 書籍
- 文庫
プロムナード
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プロムナード
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商品レビュー
4
18件のお客様レビュー
大好きな道尾秀介のエッセイ。 日々の暮らしの出来事を徒然なるままに書き綴っているエッセイらしいエッセイ。 面白い小説を書く人は、日常の切り取り方も面白いんだなぁ。 満員電車のくだりは最高。 情報も豊富で、読みたくなる小説や作家が増えてしまった。早速ブックオフで玄侑宗久、福永武彦を...
大好きな道尾秀介のエッセイ。 日々の暮らしの出来事を徒然なるままに書き綴っているエッセイらしいエッセイ。 面白い小説を書く人は、日常の切り取り方も面白いんだなぁ。 満員電車のくだりは最高。 情報も豊富で、読みたくなる小説や作家が増えてしまった。早速ブックオフで玄侑宗久、福永武彦を購入。
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ブックオフであれこれまとめ買いした中の一冊。エッセイ集とは知らずに読み始めた(^ ^; あちこちの新聞やマガジンに書いたエッセイを集めている他、素人...どころか学生時代に書いた戯曲や絵本まで特別収録(^ ^ ファンにはたまらないでしょう(^ ^ 普段 私は特に作家の「人とな...
ブックオフであれこれまとめ買いした中の一冊。エッセイ集とは知らずに読み始めた(^ ^; あちこちの新聞やマガジンに書いたエッセイを集めている他、素人...どころか学生時代に書いた戯曲や絵本まで特別収録(^ ^ ファンにはたまらないでしょう(^ ^ 普段 私は特に作家の「人となり」について無頓着で、自分の好きな作品を書いた方の個人的な情報は全く存じません。なので、道尾氏についても、ほとんど予備知識なし。唯一、都筑道夫氏のファンだったから、道尾というペンネームにした...というのはどこかで読んで知っておりましたが... その話についても触れられていて、何とも「運命的な」出会いから、作家を目指す経緯、そして私が思っていたより遙かに強い「作家であること」への思い入れなど、読み応え充分な内容で(^ ^ 気軽なものから重いテーマまで、言葉は悪いようだが「何でもかんでも」詰め込んである感じで、バラエティに富んでいる分、読み飽きるようなことは決してない(^ ^ むしろ一粒で何度もおいしい感じの一冊(^ ^ ただ「一冊のエッセイ集」として読むには、内容がバラバラすぎるかな(^ ^ それぞれ独立した文章になっているので、電車の移動中とかに飛び飛びに読むのに適しているかも。 何はともあれ、謎の魚を「食える」と教わった少年たちの、その後が心配である(^ ^;
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「道尾秀介」のエッセイ集『プロムナード』を読みました。 今月の始めに読んだ『鬼の跫音』以来、「道尾秀介」作品の魅力に憑りつかれて、珍しく8作品も連続で同じ著者の作品を読んでいます、、、 作風が幅広く、1作品、1作品、異なる魅力があるんですよね… 常に成長しつつ、多様な作品を創...
「道尾秀介」のエッセイ集『プロムナード』を読みました。 今月の始めに読んだ『鬼の跫音』以来、「道尾秀介」作品の魅力に憑りつかれて、珍しく8作品も連続で同じ著者の作品を読んでいます、、、 作風が幅広く、1作品、1作品、異なる魅力があるんですよね… 常に成長しつつ、多様な作品を創り続けている「道尾秀介」のことを、もっともっと知りたくなってエッセイ集を読んでみました。 -----story------------- 人気作家「道尾秀介」のヒミツが明らかに? 毎日がショートショート。 謎多き小説家が綴る おかしな日常。 エッセイで初公開! 謎に満ちた人生という迷路を解く鍵は、この一冊に隠されている! 作家になるまでの道のり、偏愛する映画や本、昔好きだった女の子の話……デビューから6年の歳月をかけ、独自の視点で日常を切り取り、丁寧な言葉で書き綴った笑って驚いてタメになる新感覚初エッセイ集。 『向日葵の咲かない夏』も『月の恋人』も――「あの小説」の「あのシーン」を生み出した実際のエピソードや文庫解説も。 特別収録として自筆絵本『緑色のうさぎの話』、戯曲『誰かが出て行く』、大学時代に書かれた短篇ほか。 ----------------------- 愉しく読めて、少しだけ「道尾秀介」という作家を身近に感じられるようになった… そんなエッセイ集でした。 ■第1章 他人のお金で遊び暮らす、見えるのに見えないもの ほか ■僕が好きなもの―映画・本 『市民ケーン』、『グーニーズ』 ほか ■特別収録 絵本/緑色のうさぎの話、戯曲/誰かが出て行く ほか ■第2章 男を落とす技、そんなモノは修理しない ほか ■第3章 人生の4コマ目、日々のスケッチ ほか 「10円玉を4つ並べたあめんぼ」、「花火」、「エアロスミス」、「スノードーム」等々… あの小説の、あの場面を生み出したアイテム等の誕生秘話が明かされているのも興味深かったですが、、、 『刑事コロンボ』シリーズが好きなことや、若い頃にバイクで放浪していたこと等々… 自分との共通点を発見できたことの方が印象に残ったかな。 単なるエッセイには留まらず、映画や本の批評や17歳のときに描いた絵本『緑色のうさぎの話』、19歳のときに作った戯曲『誰かが出て行く』も収録されており、バラエティに富んだ構成となっていたので飽きずに読めましたね、、、 「道尾秀介」って、天才肌だなぁ… と改めて感じました。 あと、「ジャンルという色眼鏡をかけず、先入観にとらわれず本を読んで欲しい」という強いメッセージが記憶に残りましたね、、、 ジャンルを超えて(拘らず)面白いものを書きたいという思いや、ジャンルを決めつけられることへの抵抗感や抗議も含んでメッセージなんでしょうね… ついつい、読む方は枠をはめたくなりますからね。 今後「道尾秀介」を読むときは、先入観を持たず、自然体で読み始めることにしたいと思います。
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