商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/12/21 |
JAN | 9784103971115 |
- 書籍
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私と踊って
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私と踊って
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商品レビュー
3.5
100件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2024年9月14日に、念願のピナ・バウシュの作品を見た。春の祭典。 感銘を受け、ピナ・バウシュのことを知りたくなり、帰りに図書館によって検索すると、 恩田陸さんの作品が出てきた。 普段、小説を読むこともあり、読むことになった。 恩田陸さんの作品は初めてだ。 読み始め、どんなところがピナ・バウシュの影響を受けているのか、 とてもわくわくした気持ちだったが、短編集だった。 恩田陸さんの解説と共に振り返る。 1 心変わり 登場人物が多くてメモした。 樺島は一体どこへ失踪したのか。 2 骰子の七の目 「プロパガンダ」誰かが誰かに(何かを)宣伝する。ことをテーマに書いたとのこと。 同調を求め、多数であることに安心をする。 やだやだ。でもだんだん自分らしくいると、自分が好きなものが同じように好きで、またその人たちのことが好きな人が周りにいるよ。 3 忠告 星新一のトリビュート企画で書いたものらしい。 書体が変わり、かたごとなひらがなばかりの手紙。愛犬ジョンからの手紙。 4 弁明 ある女性の一人芝居の話。最後観客は、厳しい評価だが、読者側からしたら、演者が演じているように思えないように伝わってきた。読者という立場だからか? 「中庭の出来事」に出てくるあるエピソードの裏話らしい。 ☆5 少女界曼荼羅 レイ・ブラッドベリ「びっくり箱」のもっとグロテスクに長いものでやってみたいと思って、そのために用意したタイトルらしい。 好きな世界観だった。世界が予想できない形に変貌していく。 6 協力 「忠告」との対のストーリー まさか、猫ちゃんとご主人様が企んでたなんて!ゾワっとした。 犬か猫かってなると、猫らしいかも。 7 思い違い 「心変わり」と対になるストーリー わたしは、双子の姉と妹じゃなくて?と思った。 8 台北小夜曲タイペイセレナーデ 映画監督のモデルは、エドワード・ヤンらしい。 ☆9 理由 考えると怖いけど、猫だからか、なんか可笑しく可愛く、好きだった。猫2匹がわたしの頭の中にいるの。でもそれがきっかけで、パパとママは結婚したの。両耳からしっぽが出てるって。想像しただけで、可笑しく、可愛い。 10 火星の運河 「台北小夜曲」と対になっているらしい。 11 死者の季節 損をしている時にはより多くのリスクを取ってしまう人間の心理が面白かった。 読んでいて、その通りだったので、初めて知った。 12 劇場を出て 多部未華子さんの写真集のために書いたものらしい。 いちばん好きな花で、好きになったな。 ☆13 二人でお茶を 恩田陸さんが敬愛するピアニスト、ディヌ・リパッティ様に、思う存分ピアノを弾いていただきまかったというかなわぬ願いで書いた話らしい。 Apple Musicで聴いてみよ。 とても素敵な世界観で好きだった。 14 聖なる氾濫 15 海の泡より生まれて 「色彩だ。自然界の色彩を模したところから文明が、文化が始まったのだ。」好きなセリフ 16 茜さす NHKスペシャルで『知られざる大英博物館』というシリーズが放映された。それに併せて作られた三冊の本のために書いた連作である。 大英博物館は収蔵品のうち展示されているのは一パーセントに過ぎず、残り九十九パーセントは倉庫の中なのだそうだ。 とのこと。歴史好き方はぜひと。 ☆17 私と踊って まさにこの作品がピナ・バウシュの訃報を聞いて、書いたとのこと。恩田陸さんもご本人が踊っている姿は見たことが無い。ヴッパタール舞踏団の演目は幾つか見たことがあるらしい。 恩田陸さんご本人も気に入っている作品。 短編なのに、どうしてこんなに美しく儚く物語を作れるのだろうと思った。好きな作品 恩田陸さん、初めて読んだが、どうやらとても好きな世界観の持ち主の方で、他の作品もどんどん読みたい。 私はなんでも記録がしたい。 見に行った美術展、映画、音楽、読書、ドラマ、アニメ。 追いつかない笑 記録が好きなことも最近気づいた。 でもそれを大勢に見てもらうのではなく、ひっそりとやりたい。 いちばんやりやすいのは、iPhoneのメモ昨日。 30代後半。後半、もう後半だ。 10代や20代で見たものは、身体に残っていると思った。 そうじゃない時もあるけも、30代から薄れているような気がする。 あと、もっと漢字や言葉を知って、頑張れ! つまづいて、時間がかかっちゃう。
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久しぶりの恩田陸さん。 わたしには、短編集は難しい〜 短いお話を読んで色々想像したり考察できたら楽しそうだけど… いいところでプツっと終わるかんじがあるので、もうちょい続きを〜!ってなる。
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恩田陸の小説は、不可思議でもじわじわ入り込めるんだけれど、今回は、18の短編を集めた本で。 読めば読むほど、こんがらがったり、上滑りして、頭に入らないお話が多くて、最後まで読み通せなかった。
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