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八戸藩「遠山家日記」の時代
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八戸藩「遠山家日記」の時代

三浦忠司(著者)

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八戸藩「遠山家日記」の時代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩田書院
発売年月日 2012/08/01
JAN 9784872947632

八戸藩「遠山家日記」の時代

¥3,080

商品レビュー

4

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2017/01/28

4 Generation of Toyama samurai-family, who lived in north-eastern part of Japan, Hachinohe, wrote their diaries from end of 18th century to ...

4 Generation of Toyama samurai-family, who lived in north-eastern part of Japan, Hachinohe, wrote their diaries from end of 18th century to early 20th. They wrote how poor they were and how they managed his land and farmers there. They ordered farmers for the money and people in many occasions.

Posted by ブクログ

2014/07/26

八戸藩士遠山家の日記をもとに、7代平馬の時代(寛政年間)から9代庄七の時代(幕末)まで、江戸勤務もふくめた地方武士の暮らしぶりを、武家社会や時代相とともに描く。 「東奥日報」新聞連載記事を再構成。(岩田書院ホームページより 2012年刊) ・序 章 書き継がれた遠山家日記 ・第1...

八戸藩士遠山家の日記をもとに、7代平馬の時代(寛政年間)から9代庄七の時代(幕末)まで、江戸勤務もふくめた地方武士の暮らしぶりを、武家社会や時代相とともに描く。 「東奥日報」新聞連載記事を再構成。(岩田書院ホームページより 2012年刊) ・序 章 書き継がれた遠山家日記 ・第1章 平馬の遠山家相続と日記の執筆開始 ・第2章 目付登用と蝦夷地出兵の危機 ・第3章 江戸勤番と藩財政逼迫 ・第4章 藩政改革の始まりと隠居の決意 ・第5章 屯の家督相続と天保の百姓一揆 ・第6章 目付抜擢と薩摩藩との養子縁組み ・第7章 庄七の江戸勤番と公武合体の根回し ・付「遠山家関係年表」 読書中、重複があり記述が整理されていない事に違和感があったが、あとがきを読んで納得した。本書は、20年前から4度に分けて新聞連載したものが原稿であったという。その性質上、深い考察には欠けるきらいがあるが、読み易い利点があり、史料の紹介としては良い。 内容はとびきり面白い。東北の小藩、八戸南部家2万石の家臣、遠山家の日記を紹介したものである。遠山平馬は100石取りであるが、八戸藩では上級武士である。目付、寺社町奉行などを歴任する。知行は地方知行であり、知行地を持っていて、年貢の取り立ても自ら行う。 たびたび知行地の百姓とのやりとりが出てくるがなかなか興味深い。 藩政改革の様子、同僚親族との付き合い(不縁、再婚が多い)など興味深い。 幕末、薩摩藩から養子を迎えるが、この事が家格の上昇に結びついていることも面白い。(城主格となり、10万石並に官位も上がっている) 養子縁組等を通じた、薩摩藩他諸藩とのネットワークも興味深い。 本書は、地方の武士の生活が伺えてオススメである。

Posted by ブクログ

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