商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/05/30 |
JAN | 9784101355832 |
- 書籍
- 文庫
たましくる
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たましくる
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商品レビュー
3.4
23件のお客様レビュー
- ネタバレ
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昭和初期の青森を舞台にした連作短編ミステリー。 登場人物の青森弁がなんとなくリズミカルで読んでいて心地よく、この時代特有の和洋折衷な感じと遊女屋や無惨絵などのキーワードが妖しさをまといながらストーリーが展開されていく本書、全般の雰囲気が非常に私好みの作品だった。 千歳の明るくあっけらかんとした性格がよい。寒さの伝わってくる青森で度々死人が出る物語は千歳という登場人物がいないとずいぶん違った印象になったかもしない。 霊ながらに幸代に焼餅を焼く蝶子が可愛らしい。 銘仙の着物、憧れるなぁ。
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面白かった。 今よりも、地方と東京が距離的にも流れている時間的にも遠かった時代。 凍てつく厳しい印象の物語だった。
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東京の闇を引きずり、弘前にやって来た幸代。そこにはイタコを生業とする千歳がいて… ふっと人の心の怖さにゾクッとする一冊。
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